c 月刊誌「りぶる」特集 2月号より 誰もが暮らしやすい社会を~万博で生きた私たちの視点~ | ニュース | 自由民主党 このページの本文へ移動
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月刊誌「りぶる」特集 2月号より

誰もが暮らしやすい社会を
~万博で生きた私たちの視点~

自見はなこ参議院議員(左) 有村治子総務会長(右)
自見はなこ参議院議員(左)
有村治子総務会長(右)

初代女性活躍担当大臣を務め、現在は党における常設の最高意思決定機関である総務会を取りまとめる有村治子総務会長と、国際博覧会担当大臣として大阪・関西万博の開催に奔走した自見はなこ参議院議員。大阪・関西万博を振り返るとともに、誰もが暮らしやすい社会の実現に向け、女性や生活者としての視点を生かした政策の重要性などについて語り合いました。

取材日:令和7(2025)年12月8日

子供や障害のある人が“まんなか”の万博を目指し
強いこだわりで実現した「優先レーン」

有村治子総務会長(以下、敬称略)自見先生は現在、私が会長を務める総務会の副会長を務めてくださっていますが、初入閣は令和5(2023)年9月でした。国際博覧会担当大臣の就任後すぐに、警護のSPさんと共に、私の事務所にお越しくださいましたね。その背後にはたくさんの番記者がいて、自見先生の一挙手一投足が注視されていました。
 国会でも万博の開幕に向け、賛否両論が渦巻いていたこともあり、かなりの重圧だったに違いありません。事務所の部屋で二人だけになった瞬間、自見先生はこみあげてくるものを必死にこらえていらっしゃいました。「自見先生なら、絶対にやり遂げられる。大臣として公の場では泰然と、でもバックステージでは素に戻って深呼吸。堂々と職務を全うしてください」とエールを送り、二人でハグハグしたことを今でも鮮明に覚えています。

自見はなこ参議院議員(以下、敬称略)あの時は、ものすごくうれしかったです。たくさんの皆さまの期待とプレッシャーを肌で感じており、有村先生からいただいた温かい励ましとアドバイスを心の糧に、その後の業務を遂行しました。
 有村先生の前では、いつも“素のままの自分”をさらけ出すことができます。内閣府の大臣政務官として「こども家庭庁」の発足に奔走していた時も、有村先生からさまざまな助言をいただいたことで、“自分らしさ”を失うことなく職務を全うすることができました。有村先生には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

有村私たち、戦友ですよね。
 当時を振り返って、お話を聞かせていただけますか。

自見国際博覧会担当大臣として大変幸運だったのは、着任早々に大屋根リングの設計者をはじめ、シグネチャーパビリオンを手掛ける8人のプロデューサーや、参加を表明してくださった海外パビリオンの大使たちと話をする機会に恵まれたことです。
 掲げられるコンセプトは魅力的で、人を引き付ける多様なアイデアにあふれていました。
 それを見て私が大阪・関西万博の一番のファンになり、万博の成功を信じて疑いませんでした。

有村治子総務会長

有村どんな職業にも通じることですが、仕事を進める上で大切なキーワードは「好きになる気持ち」と「成功を信じる気持ち」だと思います。

自見万博会場は四方を海に囲まれ、真ん中には静けさの森と湖があります。そして大屋根リングの内側に海外パビリオンが配置されており、海風が心地よいリングの上から会場を眺めると、地球そのものを強く感じられるデザインとなっていました。
 新型コロナウイルス感染症や、ロシアによるウクライナ侵略等によって、世界は分断の危機に直面しています。こうした状況の中、人類共通の課題を解決するとともに、障害のある人を含めた老若男女が一つの空間に集まって、さまざまな民族の文化、宗教の違い、食べ物の違いを肌で感じる。そして、“世界は多様性がありながらも、一つ”であることを体感できるのが万博の醍醐味の一つでした。
 持続可能な未来社会のデザインを、世界とともに考えていく大阪・関西万博の担当大臣を務めさせていただき、とても光栄でした。

有村多様な個性を感じられる展示や未来体験に、私もワクワクしました。そして、印象的だったのが、会場のゲートや各パビリオンの入場口、飲食・物販エリアなどに「優先レーン」が設置されていたこと。優先レーンは、待機列に長い時間並ぶことが難しい人が円滑に入場・見学できるレーンです。
 この発案者が自見先生だと知り、誕生の経緯をお聞きしたいと思っていました。

自見はなこ参議院議員

自見就任当初、万博の柱として「子供や障害のある人が“まんなか”の万博」を掲げ、それを踏まえた国際的なイベントにしたいと思っていました。
 万博の会期は約半年です。特に夏休み期間は、猛暑と混雑で過酷な環境になることは想像に難くありませんでした。子供たちや障害のある人、車いす等の利用者、ベビーカーに乗った乳幼児、妊婦さんなどに配慮することが重要だと考えました。万博を楽しみに世界中からやってくる来場者の急な体調不良やけがに備えた緊急医療体制の構築とともに、会場内での移動や入場における障壁を最小限に抑えることができる「優先レーン」の設置は、私の強いこだわりでした。特に優先レーンは、会場内だけでなく、帰りのタクシー乗り場にも設置していただき、大変好評でした。

有村自見先生が大臣でなければ、万博会場・各地の優先レーンは誕生しなかったわけですね。

自見有村先生はよく「生活者の視点も生かして、政策を実現できるのが自民党の強み」とおっしゃっています。“こどもまんなか社会”は、私の政策テーマの一つです。これからも背伸びすることなく、等身大で頑張っていきたいです。

有村自見先生の“メインテーマ”は、一朝一夕に身に付いたものではないですね。常に子供の視点で問題意識を持ち続け、自らが成し遂げたい政策への思いが強いからこその実現ですね。

インタビューの続きはりぶる本誌でご覧ください

りぶる2月号

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