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月刊誌「りぶる」特集 1月号より

江戸の町人文化めぐり
令和7年話題の台東区・中央区の魅力を紹介

令和7(2025)年の大河ドラマの主人公は、江戸時代に現在の東京都台東区や中央区を舞台に活躍した蔦屋重三郎です。
彼は出版業を手掛け、戯作文学や浮世絵を世に広め、多くの文人や芸術家を支援することで江戸の町人文化の発展に大きく貢献した“べらぼう(桁外れ)”な人物。
東京都第2区選出の辻清人衆議院議員のインタビューとともに、台東区・中央区にある蔦屋重三郎ゆかりのスポットやおすすめグルメなどを辻󠄀衆議院議員、東京都連女性局の皆さんが紹介します。

辻 清人 衆議院議員(東京都第2区)

東京都第2区(台東区・中央区)選出の辻󠄀清人衆議院議員に、台東区・中央区の特徴や魅力などについてインタビューしました。

取材日:令和6(2024)年11月21日

名所旧跡が点在する江戸文化の宝庫
歴史と最先端が交差し、温故知新が息づく街

―台東区と中央区の魅力をお聞かせください。

辻󠄀清人衆議院議員(以下、敬称略)一つは江戸文化の宝庫であること。浅草や上野、銀座、築地、日本橋等には名所旧跡が点在し、街のあちらこちらに色濃く残る伝統文化は、訪日外国人にも人気です。
 また、浅草神社の「三社祭」、鷲神社の「酉の市」など、先祖代々受け継がれてきた歴史ある祭りやイベントも魅力だと感じています。私は浅草生まれで、神輿を担ぐのが趣味です。前日に散髪して身なりを整え、本番前に半纏に袖を通すと、気分が高揚しますね。
 もう一つは、温故知新が息づいていることです。街の随所で“江戸”が感じられる一方で、日本の最先端企業が本社を構えたり、ベンチャー企業が起業したりしています。人口は増え続け、東京23区内で最も平均年齢が若いのは中央区です。古き良き下町情緒と、若い人たちが好む店などが共存する街に、ヒト、モノ、カネ、情報が集まり、新たな価値を未来に紡いでいます。

―『りぶる』読者に、おすすめのスポットを教えてください。

浅草は戦前まで日本屈指の繁華街でした。その人気スポットである「浅草花やしき」と「浅草演芸ホール」はマストです。花やしきは日本最古の遊園地で、ほのぼのとしたものからスリルが味わえるアトラクションがそろい、幼児から高齢者まで3世代で遊べます。演芸ホールは多くの人気芸人を輩出したことで知られ、現在も落語を中心に、漫才、漫談、コントなどが毎日行われています。
 また、東京で最も古い歴史を持つ劇場の「明治座」もおすすめです。歌舞伎や時代劇、コンサート、ミュージカルなど、公演の内容はバラエティー豊かで、食事やデザート、ショッピングができる店舗も充実しています。
 かつて江戸の舟運を担った隅田川は現在、川岸が「隅田川テラス」として整備されています。水辺の景色を眺めながらランニングや散策などが楽しめる他、屋形船に乗ることもできるので、ぜひお立ち寄りください。

―お土産やグルメはいかがですか。

 海外への手土産で外国人から絶賛されるメード・イン・ジャパンブランドを紹介しましょう。300年以上の伝統が生み出す「江戸屋」の刷毛とブラシは、まさに日本が世界に誇る逸品です。レトロな雰囲気の店内も必見ですよ。
 絶品グルメも盛りだくさんです。地元で“蹴飛ばし”と呼ばれる「桜なべ」は、吉原発祥の郷土料理。馬肉をしょうゆで甘辛く煮た料理で、吉原大門の入り口に店を構える「桜なべ 中江」がイチオシです。
 私がよく行くのは、手打ちそばの「あさだ」と、天ぷらの「三定」です。作家の故向田邦子さんが愛した喫茶店「喫茶去 快生軒」も、ノスタルジックな雰囲気で◎です。
 また、名物の人形焼きやたい焼きなどの下町おやつは、それぞれの店で個性があり、好みの味を開拓するのも醍醐味です。

インタビューの続きはりぶる本誌でご覧ください

りぶる1月号

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国際情勢から政治、経済、日常の身近な問題まで、
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