月刊誌「りぶる」特集 1月号より
令和6(2024)年、大河ドラマの主人公は大津(滋賀県)の石山寺で『源氏物語』の構想を練ったといわれる紫式部です。滋賀県第1区の大岡敏孝衆議院議員のインタビューとともに、大津市内にある紫式部ゆかりのスポットやおすすめグルメなどを滋賀県連女性部の皆さんが紹介します。
滋賀県第1区(大津市・高島市)選出の大岡敏孝衆議院議員に、大津市の特徴やおすすめグルメ、魅力などについてインタビューしました。
―大津市について教えてください。
大岡敏孝衆議院議員(以下、敬称略)滋賀県の南西端に位置し、日本最大の湖である琵琶湖に面しています。また、音羽山や比叡山などの山並みに包まれ、豊かな自然を身近に感じることができるところです。
大津は、天智天皇が近江大津宮に遷都して以来、1350年以上の歴史を有する古都でもあります。世界文化遺産の比叡山延暦寺や紫式部が『源氏物語』の着想を得たといわれる石山寺などの古刹、由緒ある神社、文化財等が数多く現存し、暮らしの中で“潤い”や心の豊かさを実感することができます。
街に息づく歴史や文化は、知れば知るほど奥深いものですし、美しい湖面や山々は季節によって表情が変わるので趣があります。毎日が新鮮で、飽きのこないことが大津の魅力だと感じています。
―『りぶる』読者におすすめのスポットを教えてください。
大岡一つ目は、先ほど述べました近江大津宮の跡地に創建された近江神宮です。御祭神は天智天皇で、境内には色鮮やかな楼門、重厚な社殿などが点在し、見どころ満載ですよ。
中でも必見は、天智天皇が設置した日本最初の時計を復元した「漏刻」。当時は水の流れで時をはかり、ここから鐘鼓を鳴らして人々に時刻を知らせていました。“時計”の始まりの地を訪れた人が、時間の大切さや、時空を超えて紡がれてきた“時”について考えるきっかけになるといいなと思います。
二つ目は、関蝉丸神社です。皆さんは「坊主めくり」※の時に「蝉丸やー!」と言って騒いだことを覚えておられるかもしれませんがこの人は実はすごい人で、平安時代初期の歌人、琵琶の名手として知られる方なんですよね。
古くから「芸能の祖神」としてあがめられ、全国から多くの人が訪れていましたが、近年は参拝者が減り、建物の老朽化が進んでいます。平安の世から諸芸人を支え続けてきた神社が、これから先も芸の上達を願う人々の拠りどころとして存続するよう、この記事をご覧になった『りぶる』読者の皆さまには、ぜひお立ち寄りいただきたいと思います。
三つ目は、琵琶湖です。大津は琵琶湖に沿って街が形成されているので、どこからでもアクセスすることができます。
釣りやバーベキュー、水上アクティビティーなどを満喫したり、湖畔をゆったり散策したり。周辺には絶景を楽しめるおしゃれなカフェやレストランが充実しており、澄んだ空気の中をドライブするのもおすすめです。私はバイクに乗るのが趣味ですが、市内にはドライブやツーリングをするのに気持ちの良い道路がたくさんあるのも特徴の一つです。
インタビューの続きはりぶる本誌でご覧ください
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