参議院議員選挙
女性支部長インタビュー

うえの
愛媛県松山市出身のうえの由佳です。平成7(1995)年生まれで、夏の選挙は全国最年少でのチャレンジになります。
私は、幼い娘がいる“働くママ”です。今日も朝早くに起床し、娘と朝ごはんを食べ、保育園の連絡帳を書いて、母に「ごめん、お願いね」と頼んでから、街頭演説に立ちました。「1秒でも長く仕事がしたい」「でも1秒でも長く娘のそばにもいたい」という葛藤の中で毎日を過ごしています。これは、民間で働くお母さんたちも同じはず。その気持ちを共有できるからこそ、子育てを頑張っている世代の声を国政に届けたいです。
うえの
小学4年生の時です。 “平成の大合併”で、住んでいた “北条市”の名前が消滅しました。これがきっかけで、政治家になって「ふるさとを守り、愛媛を元気にしたい」と心に誓いました。夢をかなえるには愛媛の“外”も知る必要があると考え、茨城県にある筑波大学に進学。教育長に直談判して学生向けの選挙啓発活動を行ったり、自民党茨城県連の学生部を立ち上げ初代部長を務めたりしました。卒業後は都内の企業に就職し、地方の中小企業向けにコンサルティング業務を行う傍ら、松山市長に政策提言も行いました。
うえの
大学在学中に鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害が発生しました。その時、被災地で陣頭指揮をとったのが自民党の議員でした。急ピッチで進む復旧作業を目の当たりにし、自民党しかないと思いました。
うえの
各地域の支部、職域支部の皆さまと連携して県内全域を回っています。愛媛は、東予、中予、南予で、それぞれ産業構造が異なります。課題も多様なので、三つの地区で活動の内容を変えています。また、SNSを活用した「愛媛を元気に100㎞チャレンジ」を実施中。1日1kmずつ走り、その様子を撮影した動画を投稿しています。この投稿が地域のPRにつながり、訪れる人が増えるとうれしいです。
前職のコンサルティング業務は、5年間で1000社弱の顧客に課題等を伺い、その要望に応える提案を行ってきました。今は支部長として、県内の多くの企業を訪問しています。前職で培ったノウハウを生かし、地元の声を政策に反映していきたいです。
また、茨城県連では、若者に政治の話を分かりやすく伝える大切さを学びました。国光あやの衆議院議員にはインターンで大変お世話になり、自民党での実務経験は私にとって大きな財産になっています。

うえの
豊かな自然です。私は幼い頃から野原を駆け回り、「ここで足を滑らせたら川に流されるかも…」「あそこからヘビが出てくるかも…」と、ドキドキ感を楽しみながら遊んでいました。こうした自然との触れ合いが、五感を刺激し、好奇心や感受性、生きる力を育んできました。仕事や子育てを東京で体験したことで、改めて実感するふるさとの良さは他にもたくさんあります。県内外の皆さまに、愛媛の魅力を届けることが私の使命だと思っています。
うえの
国会には、女性や、庶民感覚を持った政治家がまだ少ないと思います。また、子育てについて、おなかを痛めて出産した女性と、それを見守ってくれた男性とでは、見ている景色が違うなと感じることもあります。女性の声をもっと政治に届けて、痒いところに手が届くような、使う人のことを最優先にした制度設計にする必要があります。
うえの
まずは少子化対策です。“働くママ”も安心して出産し、子供を育てられる社会を実現したいです。
次に、四国新幹線の開通をはじめとした交通インフラの整備です。インフラ強化は、地域経済の活性化や観光振興を図る起爆剤だと考えます。
さらに、甚大な被害が想定されている南海トラフ地震などに万全を期して備えたいです。県民の皆さまの不安を軽減できるよう、避難経路の整備、国土強靱化の予算拡充等に全力を尽くします。
他にも医師不足の解消、医療体制の整備、質の高い教育、社会福祉の充実など、地域の「基盤」をしっかりと支えることが、若者流出の歯止めにつながると考えます。
大好きな愛媛を守るには、5年後、10年後、20年後を見据えた政策を実行することが肝要です。県連初の女性公認候補者として、愛媛から新しい風を吹かせ、ふるさとの未来を創ることにまい進してまいります。
