参議院議員選挙
女性支部長インタビュー

大内
大内りかと申します。山形県議会議員を13年間務め、令和4(2022)年からは党の特別参与として活動してきました。出身は山形県山形市です。
高校卒業まで地元で過ごし、その後、京都の大学に進学。異なる土地の文化に触れる中で、ふるさと・山形を客観的に見つめ直す視点を育んできました。
大学卒業後は山形テレビに入社し、地元の祭りや文化、行政の取り組みを紹介する番組制作に携わりました。山形県内各地を取材し、地域の魅力や実情に直接触れた経験は、後の政治活動に大きく生きています。
政治の道に進んだのは平成19(2007)年。きっかけは、7期にわたり山形県議会議員を務めた父・大内孝一からの強い勧めでした。当時、山形県議会には女性議員がわずか1人。少子高齢化対策が喫緊の課題となる中、「県議会にもっと女性議員が必要だ」と説得されたのです。
不安や迷いがありましたが、夫から「自分たちに子供はいないけれど、議員になれば世の中の子供たちのために役立つことができる」と背中を押され、立候補を決意。県議会議員選挙に臨み、初当選しました。
県議会議員としては、医療ケアの必要な子供たちや発達障害児の支援、病後児保育の推進など、子育て支援や福祉政策を中心に力を注いできました。
令和2(2020)年に県議会議員を辞職し、翌年の山形県知事選、令和4(2022)年の参議院議員通常選挙に挑みましたが、いずれも当選には至りませんでした。それでもチャレンジし続けるのは、「諦めず、結果が出るまで努力を重ねること」が私の信条であり、政治家としての原動力だからです。
大内
県議会議員として活動する中で、人口減少や災害対応、インフラ整備など、地方だけでは解決が難しい課題に何度も直面しました。国の制度や仕組みそのものを変えていく必要性を強く感じ、国政を志しました。
大内
政策に責任を持ち、確実に実行できることに加え、外交・安全保障・エネルギー政策といった国家の根幹を支える分野などで、長年の実績と安定した運営力を有している点が、自民党の強みだと考えています。
また、自民党は、多様な意見を自由に交わしながらも、最終的には方向性を一つにまとめ、現実に即して行動に移す柔軟性と結束力を備えています。こうした対応力が、自民党の特徴だと感じています。
大内
山形県内のあらゆる地域を自らの足で歩き、都市部はもちろん、中山間地や沿岸部、小規模な集落にも足を運んで、住民の皆さまと直接対話を重ねています。
「こんなところまで来てくれてありがとう」という感謝の言葉をいただくこともあり、暮らしに根差した声に触れることの大切さを日々、肌で感じています。
また、県内各地の神社で神輿渡御に参加し、伝統文化に触れながら世代を超えた交流を深めています。仲間とともに神輿を担ぐ中で、一体感が生まれると同時に、政治家として地元に貢献する責任感や覚悟がより一層深まります。

大内
政治に多様な視点や意見を反映させるためには、より多くの女性が関わることが不可欠だと考えています。
私が県議会議員に初当選した当時、女性議員は4人に増えていましたが、依然として男性が多数を占める環境でした。その中で活動を続けるうちに、女性ならではの感覚や、生活者としての視点が、政策づくりや議会運営の見直しにも大きな力を発揮できることを実感しました。
例えば、議会棟の禁煙化や政務活動費の1円単位での公開など、「それっておかしくない?」という素朴な疑問から始まった提案が、具体的な制度改革につながったこともあります。
大内
「地方にいても豊かに暮らせる日本」の実現を目指しています。地方が元気になってこそ、日本全体が持続的に成長できると考えています。
国が政策的に誘導することで東京一極集中を見直し、地方分散型の国づくりを進めていきます。地方に投資をして地域の経済を成長させることで、人口減少をはじめ山形県や地方が抱えて課題が解決できると信じています。地方には、大きな可能性が秘められています。
将来に希望を持てる地方を築くために、山形から、これからも挑戦を続けてまいります。
