参議院議員選挙
女性支部長インタビュー

中村
新潟県長岡市出身の元競泳選手、中村まいです。水泳を4歳で始め、15歳の時に日本選手権の100m背泳ぎで優勝しました。五輪は2大会に出場しています。17歳の時に出場したアトランタでは100m背泳ぎで4位入賞。4年後のシドニーは同種目で銀メダル、400mメドレーリレーで銅メダルを獲得しました。27歳で現役を引退するまで、競泳一筋の毎日を送ってきました。
長く競技を続けることができたのは、家族や指導者、そして応援してくださった多くの方々の支援があったからです。引退後はその感謝の気持ちを胸に、地元・新潟を拠点に地域を盛り上げる活動に取り組んできました。
スポーツには夢や希望を育み、人と人をつなぎ、未来を明るくする力があると、私は信じています。その力をたくさんの人に届けたいという思いから、水泳教室や講演活動を全国各地で行い、教育・文化の分野にも深く携わってきました。
中村
震災からの復旧・復興に関わってきた経験が大きなきっかけです。
私は、平成16(2004)年の中越地震、平成19(2007)年の中越沖地震で被災し、多くの方々と支え合いながら、地域の復興のため、共に歩んできました。
そして平成23(2011)年の東日本大震災の際には、新潟で受けた恩返しの思いもあり、「スポーツの力」で復興を後押ししたいという気持ちで、被災地を訪れました。
しかし、被災地の現実に直面し、「スポーツの力」だけでは限界があることを痛感しました。地域の命や暮らしを守るには、どうしても「政治の力」が必要だと強く感じたのです。
この経験が、政治への関心を深める大きな転機となりました。
自民党を選んだのは、今まさに変革を進めようとしている政党であり、私自身のこれまでの経験や視点が、新たな風を吹き込む力になるのではないかと考えたからです。

中村
現在は新潟県内各地の自民党支部などを訪問し、地域の課題やご意見に耳を傾けるとともに、私の政策や考えをお伝えしています。
全てが初めての経験で、毎日が挑戦の連続です。「応援しているよ」「新潟を頼むね」といった温かいお言葉が、大きな励みになっています。新潟県内には100を超える自民党の市町村支部などがあり、多くの方々に支えられていることを日々実感しています。

中村
妊娠や出産、育児、介護など、人生のさまざまな場面で直面する課題については、女性ならではの視点や実体験を政治に反映していくことが大切です。
女性議員が増えることで、これまで政治の場に届きにくかった声にも光が当たり、より幅広い価値観を受け入れる政治へとつながっていくはずです。社会の多様な声を政治に反映させるためにも、女性の政治参画は重要であると考えています。
中村
災害に強いまちづくり、そして国土強靱化の推進は、地域の命と暮らしを守るために欠かせません。自然災害の多い新潟に暮らす人々が、安心して生活できる社会を築いていきたいと考えています。
スポーツの現場では、子供たちが挑戦し、時には失敗を経験しながら、自分自身の強みや課題に気づき、目標に向かって努力する力を身に付けています。
しかし現実には、家庭の経済状況や地域の環境によって、こうした経験を得る機会に格差が生じています。経験の格差は、子供たちの将来にわたって、大きな影響を及ぼしかねません。スポーツには、「する」「見る」「支える」「知る」といった多様な関わり方があります。誰もが自分に合った形で参加できる、柔軟で持続可能な環境づくりを進めていきたいと考えています。
また、医師不足の解消や福祉の充実、地域産業の再生、農林漁業の振興、子育て支援などにも、積極的に取り組んでまいります。これらは新潟をはじめとする全国の地域の未来に直結する、大切なテーマです。
加えて、新潟が誇る食文化や観光資源を広く全国に発信し、その魅力を次の世代へとしっかりと受け継いでいくことも、大事にしていきたいと考えています。
地域に根ざした政策を、一つ一つ丁寧に積み重ねながら、誰もが夢と希望を持ち、“元気に”生きられる社会の実現を目指してまいります。