2026年10月15日(木)

会見を行う小林政調会長
【冒頭発言】
まず私から報告含めて発言させていただきます。今週からいよいよ予算委員会がスタートいたしました。高市政権が目指す経済政策を最優先に取り組み、そして強い経済と財政の持続可能性を両立させていくために、提出法案の早期成立と国民の皆様への丁寧な説明に全力で取り組んでまいります。
また今週火曜日に、中国黒竜江省の代表団が択捉島を訪問した件につきまして、この択捉を含めた国後、色丹、そして歯舞群島から構成される北方領土は、歴史的にも国際法的にもわが国固有の領土でありまして、この訪問は断じて受け入れることはできません。
そして同じ火曜日には、北海道新聞の特派員記者がロシア連邦保安庁(FSB)に拘束されるという事案も発生いたしました。通例、外国人の拘束時に相手国に知らせる「領事通報」もなされていないという報告を受けておりまして、日本側が求める特派員への領事面会も実現していないと認識をしております。外務省、現地大使館には一刻も早い邦人記者の解放をロシア政府へ粘り強く求めていただきたいと考えております。
一連のロシア政府の対応は到底容認できず、強く抗議するとともに、邦人保護・領土保全を支障なく行うため、今後も与党としてわが国政府、外務省と連携しながらしっかりと後押しをしていきたいと考えております。
そして報告でございます。火曜日の政調審議会におきまして、提出予定法案・条約計4件、いずれも了承となっております。具体的には、
•地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案
•特定タンカーに係る特定賠償義務履行担保契約等に関する特別措置法の一部を改正する法律案
•警察官職務執行法の一部を改正する法律案
•経済上の連携に関する日本国とバングラデシュ人民共和国との間の協定
この4件でございます。
続きまして、租税特別措置、補助金、そして基金の見直し、いわゆる日本版DOGEについてでございますが、6月に党として見直しの方向性を取りまとめました。そして総理に申し入れを行ったところでございます。それを踏まえまして、政府においてはその具体化に向けまして、先週から議論がスタートしたと承知しております。党におきましては、租税特別措置は党の税調で議論を行うことといたしますが、補助金・基金の見直しにつきましては、棚橋行革本部長のもとに新たにPTを設置して、自民党としての検討を深めていきたいと考えております。
そして最後でございますが、移動政調会でございます。18県目となる移動政調会を17日、土曜日に埼玉県で開催をいたします。その際、春日部市にございます「首都圏外郭放水路」、通称、地下神殿とも言われております。そこの現地視察を行う予定です。多発化している台風、そして豪雨災害に備えるため、浸水被害対策のための大型治水施設を視察し、国土強靱化・事前防災に万全を期してまいります。冒頭、私からは以上です。
質疑応答
- 朝日新聞です。
簗農水大臣の辞任を巡って2点お尋ねします。まず、野党からは「判断が遅すぎる」という批判が出ておりまして、国会質疑もこの間一定期間この問題に割かれたという実態があります。この間の総理の対応をどう評価されるかお願います。
またもう1点関連で、小林政調会長ご自身も、先週、簗さんの予算カット発言、支援者のバス送迎問題が報じられていた先週時点での小林さんの会見の時に、職責を果たして欲しい旨おっしゃっていたかと思います。現時点では一転して辞任に値するとお考えになるか、それはなぜかを教えてください。
- 簗前農水大臣の辞任に関するご質問を2点いただきました。まず辞任につきましては、簗議員のご自身の発言に対する責任を取られた結果であると受け止めています。国民の皆様のご心配と不信感を招いた点につきましては、真摯に反省をしていく必要があるのだろうと考えております。また、臨時国会が始まって間もないタイミングでこのような辞任となったことについては残念ではございますが、国政に一刻の停滞も許されないと私自身は考えております。今、私の立場として申し上げられることは、与党として国民の皆様から信頼をしっかりといただけるような、そういう政調会としての政策作り、そして政策実現に向けた努力を仲間とともにしていきたいと考えております。もう1点、総理の件につきましては、総理自身が、昨日簗議員の辞任につきまして、任命責任は総理ご自身にある、重く受け止める、という発言がございました。そのことに尽きるのではないかと考えております。いずれにしても政府・与党一体となって、政策の実現に向けて引き続き尽力をしていきたいと考えております。
- 朝日新聞です。
最初に2点目のご自身の評価の変化についてお答えいただいたかと思うのですが、そうすると今は簗さんご自身が責任を感じて辞職を選んだのだから辞職に値するという、そういった評価でしょうか。
- 簗さんご自身が辞表を提出されたというふうに伺っておりますので、そういうことなのだろうと考えております。ただし、与党の私自身も一員でございますから、こうしたことを重く受け止めなければいけないと考えます。先ほど申し上げた通り、国政に一刻の停滞も許されないと考えています。なので、政治家として改めて1人1人が、自民党に所属する議員1人1人が襟を正していくとともに、政策の実現に向けて力を尽くしていく、そのことに尽きます。
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フジテレビです。
話題変わりまして、特定外来生物の水草、ナガエツルノゲイトウについて伺います。ナガエツルノゲイトウは繁殖力が非常に高く、田んぼや水路に入り込んで詰まらせたりするなど、各地で被害が報告されていて、地球上最悪の侵略的植物とも言われています。以前から千葉県の印旛沼等でも確認されていて、今回台風25号による印旛沼の決壊によって拡散されたともされていますが、改めて今の被害状況についてお伺いします。また併せて、今、党として取り組んでいることや、今後の対応など決まっていることがあれば教えてください。
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ナガエツルノゲイトウについてのご質問をいただきました。このナガエツルノゲイトウは特定外来生物に指定されておりまして、地球上最悪の侵略的植物とも言われるくらい、非常に繁殖力・再生力が強いものだと受け止めています。ご質問にあった通り、千葉県だけではありませんが、千葉県で言うと、手賀沼、印旛沼あたりに非常に繁殖をしていて、大きな問題となっています。千葉県自身も防除・駆除に支援を強めておりまして、10億円くらいかけてまずは手賀沼の対応をしていたと認識していますが、今回印旛沼で堤防が決壊したこともあって、その拡散が懸念されているところです。千葉県においては、元々水路を通じて繁殖している部分もあったと伺っておりますので、今回の堤防決壊によってどれくらいの被害が拡散しようとしているのかは現在調査中だと認識しております。
環境省としては既に自治体の防除の取り組みについて費用の2分の1を支援する枠組みもあると認識しておりますから、国と自治体がしっかり連携して対応していく必要があるかと考えています。ただ、これは放置することができない大きな課題だと考えておりますので、印旛沼の件があったからというわけではなく、党としていかなる支援ができるのか、今の枠組みに加えて何か必要があるのかどうかということも含めて、しっかり検討していきたいと考えています。
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産経新聞です。
冒頭の質問に絡んで、しかも報道ベースで大変恐縮なのですが、辞任された簗農水大臣の後任に武部 新 政調副会長の起用が報じられております。武部先生はチームコバタカとして総裁選を支えられたり、政調副会長兼事務局長として政調会長を支えてこられましたが、認証式前・就任前で、報道ベースで恐縮ですが、武部新大臣に期待することなどありましたらお聞かせいただけますでしょうか。
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すいません、新しい大臣がどなたになるのかというのは、私は現時点で存じ上げませんので、ちょっとその点についてはコメントできません。申し訳ございません。
1点すいません。私ちょっと冒頭ですね、「色丹島」のところを「しゃこたん」というふうに言ってしまったようですので、そこは事実とは違いますので訂正させていただきます。以上です。