
ロシアへの対応をしっかりと行うよう政府に求めた高木啓党外交部会長(中央右)
党外交部会(部会長・高木啓衆院議員)と外交調査会(会長・若宮健嗣衆院議員)は9月11日、ロシアで対日戦勝記念碑が設置されたことについて外務省にヒアリングしました。
会議の冒頭、高木部会長は「(記念碑設置は)大変心外で、国民の心を傷つける」と、事態の深刻性を強調した上で「遺憾の意にとどまらず、しっかりとした対応をしていかなければならない」と既存の枠組みに捉われない外交の展開を政府に求めました。若宮会長は「ロシアの動きは、先の大戦から見た形での1つの大きなステップになっているのではないか」と、ロシア側の意図を指摘しました。
ロシア極東に位置するハバロフスク市内で同4日に除幕式が開催された記念碑の銅像は、わが国を象徴する菊花紋章が型取られた標石をソ連兵が破壊する様子が表現されています。高市早苗総理は翌日の5日、自らのSNSで「全く受け入れられない」と断じました。また、高市総理と茂木敏充外務大臣は、設置の中止と撤去を強く要請。外務省は引き続き、撤去を働き掛けていく意向を示しました。
会議に出席した議員からは、記念碑設置に対して「抗議だけではなく、ロシアがプレッシャーを感じる対応を取るべき」と指摘し、その対応の1つとしてウクライナを最大限支援すべきとの意見が多く上がりました。