記者会見外交皇室選挙

役員会後 鈴木幹事長記者会見

2026年5月11日(月)
於:党本部平河クラブ会見場

会見を行う鈴木幹事長

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【冒頭発言】

本日の役員会の概要について報告いたします。 高市総裁からは、大型連休中に、ベトナム・オーストラリアを訪問。各首脳と個人的信頼関係を深めることができたとともに、エネルギー・重要鉱物等の経済安全保障での協力の強化、地域情勢や安全保障協力についての議論を行うことができた。特に、ベトナムとは、「パワー・アジア」の第一号案件の組成、オーストラリアとは、「準同盟国」とも言えるパートナーとして安全保障面での協力強化の確認を打ち出すことができた。
また、外交政策スピーチを行い、FOIPを進化させ、具体的な協力を通じて、地域全体の自律性・強靭性を高める必要性を発信。今回会談した両首脳からは賛同をいただいたが、この進化したFOIPのコンセプト及び取組みについて、他の関係各国の理解醸成・協力強化に取り組んでいく。
また大型連休中、高市内閣では、11名の閣僚が21か国を訪問し、FOIPの進化や拉致問題の説明、農林水産物・食品の輸出促進等に取り組んだ。
特別国会も折り返し地点を過ぎた。政府・与党提出の各種法案の会期中の成立に向けて、改めて、政府・党でよく連携していきたい。
党首討論の実施が決まった。国家国民のための最善の政策について、野党の皆様としっかり議論を交わしたい。
私(鈴木幹事長)からは、総理の外交について、今回、わが国にとって重要なパートナーである両国との間で、進化したFOIPの考え方を共有するとともに、エネルギーの安定供給やサプライチェーンの強靭化など、具体的な取組みについて協力を確認できたことは、大変良かったと思う。
この大型連休中に、議員外交も積極的に行われた。わが国を取り巻く環境が厳しさを増す中で、党としても、政府の取組みをしっかり後押ししていくことが重要だと考えている。
党大会から1ヶ月が経った。この際、私から大会での自衛官による国歌歌唱について申し上げる。まず申し上げることは、企画会社から要請を受けた自衛官が個人の立場で無償で国歌を歌唱することは何ら法的に問題はなく、当該の自衛官には全く責任はない。その上で、党側の運営として、政治的な誤解を招かぬよう、もっと深く配慮すべきだったが、結果として、自衛官ご本人や防衛省の皆様に多大なご迷惑をお掛けしたことを、大変心苦しく、遺憾に思っている。各方面からのご指摘は真摯に受け止めるとともに、今後このようなご指摘を受けることのないよう、より一層、適切で慎重な対応を徹底してまいりたい。
梶山国対委員長、磯﨑参議院国対委員長からは、今後の委員会及び本会議日程等について報告がありました。
松山参議院会長、石井参議院幹事長からは、本日の決算委員会に関連し、決算を重視する参議院として、充実した審議を行なっていきたいとの発言とともに、会期内に、提出された全ての法案を成立させるため、引き続き衆議院と緊密に連携して取り組むとの決意が示されました。
西村選対委員長からは、今週14日(木)告示、31日(日)投票の日程で、新潟県知事選挙が行われる。わが党は、現職で3期目を目指す花角英世(はなずみ・ひでよ)知事の「支持」を決定し、全面的に支援しているので、応援をよろしくお願いする、とのご発言がありました。
小林政調会長からは、いわゆる再審法については、党内議論を踏まえ政府と調整中であり、今週中に党内手続きができるように努力していきたいとの報告がありました。
また、15日に皇室典範に関する全体会議を開催する予定であり、各党の意見表明を終え、議長による取りまとめの段階に入っていくとのご発言がありました。
有村総務会長からは、総務会は、明日は開催しない旨、ご報告がありました。
役員会の概要は以上です。

質疑応答

Question
読売新聞です。安定的な皇位継承策について伺います。今ほど中道改革連合が、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案について「認めることも考えられる」などとする党内意見を取りまとめ、党内の意見集約を進めています。今国会での皇室典範改正の可能性も考えられてくると思いますが、この点に関するご見解と、今後の全体会議での議論に期待することや、自民党としては議論でどのような役割を果たしたいとお考えか、伺います。
Answer
安定的な皇位継承の確保、これはわが国の根幹に関わる課題でありまして、揺るがせにできない重要な課題であるというのが基本的な考えであります。これまで既に累次にわたって会議が行われまして、論点というのは明確になっていると思っています。わが党としては、「皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする」案を第一優先として提案しているところであります。中道改革連合が党内での意見集約を進め、方向性を示しつつあるということは歓迎すべきことだと、そういうふうに受け止めています。次回の全体会議で意見を表明いただいた上で、速やかに取りまとめに向けた調整に入ること、これを強く期待をしております。
この問題につきましては、いつまでも議論を先延ばしできる問題ではないと考えておりまして、引き続き誠意をもって各党・各会派との協議に臨んで、速やかな合意形成と今国会中の皇室典範改正の実現、これに向けて全力を尽くしてまいりたいと考えています。