記者会見アメリカ外交

小林政調会長ぶら下がり(日米首脳会談をうけて)

会見を行う小林政調会長

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【冒頭発言】

高市総理とトランプ大統領による対面としては初めての日米首脳会談が行われました。まずこの首脳会談の後にワーキングランチがあり、そしてまたレアアース、そして日米関税合意の二つに関するこの共同文書に署名式が行われたということであります。そしてその後、横須賀に飛ばれたということであります。
高市総理のご自身の冒頭の言葉にあったように、日米関係が、この黄金関係を、新たなこの黄金関係を築いていくという言葉がありました。
非常に頼もしく受け止めたところであります。そして、この高市総理からですね、これから今日は非常にこの、トランプ大統領と個人的な信頼関係を深めた機会になったのではないかなというふうに思っておりますし、またこの日米同盟、日本外交のまさに基軸であることは変わりはないですけれども、今回の初めての首脳会談によって高市総理もですね、ある意味、私は今回の会談というのは、非常にパーフェクトに近い会談だというふうに受け止めてますけれども、日本国内だけではなくて、世界に対してですね、この日米関係の強固な、強固さ、トップリーダー同士の親密な関係構築というものを、示すことができたというふうに考えております。
私自身はこの後ですね、政調会長として、今回のトップリーダー同士の日米首脳会談のこの流れをですね、政策面でしっかりとサポートをしていけるように、仲間とともに力を尽くしていきたいと思っています。
また今日はですね、高市総理のパフォーマンスも非常に素晴らしかったと思っておりますけれども、それに加えてですね、やはり安倍政権のときからのレガシーをしっかりと政府の内部で多くの皆さんが共有をして、チーム高市としてですね、今回はアメリカとしっかりと対峙をし、また良い関係を作ってやってきたのではないか、というふうに思います。

質疑応答

Question
NHKです。
今日は北朝鮮の拉致被害者のご家族と面会を行っています。党として拉致問題への取り組みをどうしますか?
Answer
はい。まさに拉致問題、拉致被害者の全員のですね、即時帰国の実現というものは、私は最も重要な国家課題の一つだと受け止めています。その中で、今回、トランプ大統領を始め、アメリカのこの幹部がですね、アメリカ政府の幹部が、その被害者家族の皆さんにしっかりと向き合っていただいたこと、1国民として、非常に心強く感じました。また、その後ですね、このご家族の皆様からは、トランプ大統領を始め、アメリカの皆さんが心を寄せていただいたというようなご発言もあったというふうに伺っております。こうしたことをしっかりと受けとめながらもですね、ただ一方で、これは結果を出さなければ意味がないことだと考えています。あくまで重要なプロセスの一つであって、日本政府としては、このあらゆる手段を排除することなく、高市総理のリーダーシップで、1日も早い拉致被害者全員の帰国を目指していきます。その想いをですね、私達も共有をして、この政府、高市政権を全面的にバックアップしていきたいと考えます。
Question
朝日新聞です。
高市総理がトランプ大統領に対してノーベル平和賞推薦の考えを示したと米側ではそのような発表がありました。これについては政調会長どういうふうに受け止められるかというのと、特に小林さんこれまでのグローバルサウスライクを力を入れてこられたと思いますけれども、そうした第三国というか他国からの視線も含めて、どう評価されるか、どう影響あるか、お願いします。
Answer
はい。タイとカンボジアが非常に難しい状況にある中で、トランプ大統領始め、アメリカのリーダーシップ、これは私自身も高く評価をしております。そうしたことも含めてですね、様々な外交的な見地から、高市総理がこうした、アメリカとトランプ大統領ですね、ノーベル平和賞受賞に対して、賛意を示してサポートされるということについては、私自身も十分理解するところであります。それとともに、このASEAN諸国を含めたグローバルサウスとの連携、これはグローバルサウス諸国の国際社会の中でのプレゼンスが高まってることを考えれば、日本外交の中で対グローバルサウス連携とは極めて重要になってくると思っています。その意味で、これから特にASEAN諸国を中心にですね、日本が、ある意味この同じ目線に立って、相手が何を本当に欲していて、私達がそのためにどういうこのツールで応えることができるのか、この日・グローバルサウス連携本部、自民党におきましてもかなり具体的にテーラーメイドのアプローチをさらに突き詰めていくことで、日本政府の外交を党としてもしっかりと支えていきたいと考えています。