記者会見国会政治改革党改革予算

役員連絡会後 森山幹事長記者会見

2024年12月24日(火) 10:04~10:11
於:党本部平河クラブ会見場

記者会見を行う森山裕幹事長

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要について報告いたします。
昨日の役員会におけるご発言と、ほぼ同様のご発言が各役員よりございました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
NHKです。企業団体献金について伺います。河野洋平元衆院議長が超党派の議連で講演され、自民党総裁として関わった94年の政治改革関連法をめぐって「政党助成金の導入は企業団体献金の廃止が前提だった、細川護熙さんもそういう考えだった」という趣旨の発言をされました。先日、石破総理は国会で「そのような意識を持ったものは少なくとも自民にはいなかった」と答弁していらっしゃいますが、河野さんの指摘をどうお考えになるかお聞かせください。
Answer
河野元議長が当時どのような想いで臨まれておられたのか、これは個人の内面の話でございますので、私から論評する事は控えたいと思います。
一方で、当時の与野党の協議内容などの記録を振り返りますと、石破総理が発言しておられる見解は、そうした協議の経過をきちんと踏まえたものではないかというふうに受け止めております。
Question
読売新聞です。総裁選のルールの見直しについて、今後、政治改革本部で議論される見通しで、党員投票の資格の在り方や都道府県票の配分、選挙運動のあり方などが検討事項となる見通しですが、これまでなかなか公選規程が改正されてこなかった項目もありますが、政治改革本部ではどのような議論を期待されますか。
Answer
先日の全国幹事長会議においても、総裁選挙の決選投票における地方票の扱いについてのご意見を頂戴いたしました。また、政治改革本部において、現状の、「各都道府県連1票の計47票」という配分が良いのかも含めて、各都道府県や所属国会議員の皆様の意見もしっかりと伺いながら議論を進めていただけるのではないかと期待しております。
まず、投票できる選挙権の年齢が若くなっておりますので、そういうことも踏まえて対応させていただくということが大事なことだと思います。出来るだけ、党大会までに一定の結論を出させていただきたいと思っています。
Question
NHKです。今日で年内最後の会見ということで1年を振り返っての感想をお願いしたいのと、会期末でもありますので、その会期末の受け止めをお願いします。
Answer
1年を振り返りますと、本当に慌ただしい1年だったなと思いますし、象徴的なことは能登半島の地震が元旦に起き、9月にはまた石川能登において豪雨災害が起き、また全国各地で災害が起きるという極めて厳しい年だったと思います。
政治的には、衆議院選挙で我々が国民から厳しい批判を受けて、比較第一党には残れましたけれども、公明党さんと合わせて過半数を獲得出来なかったという反省を求められる結果だったなと思っております。ただ、その中にあっても比較第一党として予算の編成をさせていただき、補正予算が一部野党の皆さんのご理解もいただいて成立ができたことは何よりだったと思います。今は、来年度予算の編成、税制の改正に向けて全力を傾注していくことが大事だろうと思っています。この間、党内の色々な役職にあられる皆さんや、自民党の衆参の議員の皆さんや、友党であられる公明党のご理解ご協力、そしてまた野党の皆さんとも政策に向き合って議論が出来たことは一つの収穫だったなと思っております。今後も少数与党でございますから、それぞれの会派のご意見は、真摯に受け止めさせていただいて政策、予算に反映できるものは、その努力をさせていただくということが大事な事だろうと考えています。