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記者会見少子高齢国会災害論文コンテスト

役員連絡会後 梶山幹事長代行記者会見

2023年6月6日(火)10:01~10:09
於:党本部平河クラブ会見場

梶山幹事長代行

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要について報告をいたします。
本日は例年通り、「かりゆしの日」に合わせまして、役員連会においても「かりゆしウェア」を着用して会議が行われております。
茂木幹事長からは、6月に入り、県連大会はじめ全国で地方組織の会合が活発に開催されています。私も週末、熊本と佐賀の県連大会に出席しましたが、コロナの5類移行もあり、多くの党員党友にお集まりいただき、盛大な大会でした。新たな執行部体制が発足する県連もあり、党本部としても、地方組織との連携を強化し、さらなる党勢拡大を目指していきたいと思います。
10増10減の対象区における候補者調整について、先週木曜日、埼玉、愛知の県連役員と協議を行い、埼玉14区および愛知16区については、わが党として候補者の擁立を見送ることとしました。
また先週、新たに2名の支部長を決定しました。10増10減で残る選挙区は、減員区、和歌山、山口、長崎で7、それ以外で11となりました。引き続き、森山選対委員長とともに、候補者調整を進めていきたいと思います。
「こども未来戦略方針」および「骨太の方針」の策定に向けた議論も大詰めを迎えています。先週金曜日には、「『こども・若者』本部・政調全体合同会議」で、「こども未来戦略方針案」の議論を行い、私と政調会長に一任を頂きました。引き続き、政府と緊密に連携しながら、とりまとめに向けた議論を進めて参りたいと思います。
国会も残り2週間余りとなりました。特に、出口を預かって頂く参議院の皆様にはご負担をおかけしておりますが、全法案の会期内成立を期してまいりたいと思います。よろしくお願い致します。という発言がありました。
髙木国対委員長からは、本会議日程等について。
野上参議院国対委員長からは、本日の委員会審議と本会議日程等について。法務大臣に対する問責決議案について。
関口参議院会長からは、国会日程と世耕幹事長の永年表彰について。
世耕参議院幹事長からは、終盤国会について。
森山選対委員長からは、10増10減の支部長調整について。
萩生田政調会長からは、「こども・若者 輝く未来創造本部」と政調との合同会議の開催や、政調全体会議等の動きについて。
先週末の各地で豪雨災害を受け、本日開催する「災害対策特別委員会」について。
遠藤総務会長からは、次回の総務会について、昨日と同様の発言がありました。
石田広報本部長からは、直近の世論調査結果について、説明がありました。
伊藤国際局長からは、国際局主催の第20回「国際政治・外交論文コンテスト」の結果発表についてご報告する。今回のテーマは、「激動する世界の中で、日本が進むべき道」と題して募集を行ったところ、海外を含め57編の応募をいただいた。年代別では、10~20代が約5割、30代以上が各1割ずつとなり、最高齢は84才であった。また、職業別では、中学生、高校生を含む学生が最も多く、次いで会社員、団体職員、研究者等であった。
選考は、国際局役員よる第一次審査を経て、有識者による第二次審査を行い、第三次最終審査の結果、「総裁賞」に、団体職員の澤田公徳(さわだ・きみのり)さん 「幹事長賞」に、議員秘書の益子侑也(ましこ・ゆうや)さん「国際局長賞」に、大学生の尾碕航太(おぜき・こうた)さんを決定した。なお今回は、課題への指摘や観点が特に評価された論文については、「特別賞」として、団体職員の長迫 智子(ながさこ・ともこ)さんに贈ることとなった。受賞論文は、党ホームページにて掲載する。授賞式は、総裁・幹事長にご出席いただき、来週12日の役員会終了後に予定している、との報告がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
NHKです。法務大臣に対する問責決議案について伺います。入管法改正案を巡りまして、立憲民主党は採決を認められないとして、齋藤法務大臣に対して問責決議案を先ほど提出しました。会期末を控えている中で、今日、予定されていた採決もずれこむことになりますけれども、問責案についての受け止めと、党としての対応について教えてください。
Answer
齋藤法務大臣におかれましては、法案の重要性もふまえて、委員会において真摯に、丁寧な審議を重ねてきたと思っております。野党提出の問責決議案については、与党として粛々と否決したいと思っております。
国会において議論を深めるのではなく、旧態依然としたこうした手法によって国会の審議を停滞させることは、令和の時代の国会には相応しくないと思いますし、国民の皆様の理解も得られないのではないかと私どもは感じております。
Question
朝日新聞です。LGBTの理解増進法案について伺います。代行も幹事長の言葉でご紹介いただきましたけれども、全法案の会期内成立を期して参りたいということでした。今回、自公の議員立法として提出されている理解増進法案、これについても会期内成立を目指すという理解でよろしいでしょうか。
Answer
その通りです。今、国会に提出されているということで、各党の考え方もある法案もあるという中で国会に今、委ねておりますけれども、その中で会期内成立を目指して調整を行っているということであります。
Question
朝日新聞です。LGBT法案を巡っては、国民、維新、立憲と、3法案が提出されているわけですけれども、今後、審議の中で残り2法案について受け入れて、例えば文言の修正であったりする余地はあるのでしょうか。
Answer
これは今、国会で調整を行っているところでありますので、こちらが予断をもってそのコメントをすることは中々出来ないと思いますので、国会において日程等、また各党との調整、また受け入れられる余地があるかどうかも含めて、それぞれの国会の中での当事者の議論を、今、待っているところだと思います。
Question
北海道新聞です。一部報道で早期解散の観測も出ておりますが、公明党の山口代表は昨日、次期衆院選で自民党との選挙協力を都内で解消する方針について、見直す考えは無いと改めて述べました。衆院選への影響や自公連立政権への影響についてお考えをお聞かせください。
Answer
今、まだ候補者調整を行っている選挙区もあります。そういった中で、公明党さんと丁寧に今、調整の場をもって幹事長、選対委員長等がやり取りをしているということであります。今すぐ選挙という話には結びつかないと思いますので、全体像が見えて来て、そして更に解散という状況になったときに、どういう方向で対応していくのかということもあると思いますし、公明党さんの意向は意向として受け止めた上で、例えば選挙区ごとの協力が出来るのかどうかも含めて、今後そういったことも色んな俎上に乗ってくるのではないかと思っております。