2023年3月14日（火）10:00～10:06
於:党本部平河クラブ会見場
【冒頭発言】
役員連絡会の概要について報告をいたします。なお、昨日の役員会と同じ発言については詳細は、省略いたします。
茂木幹事長からは、今週、岸田総理、韓国のユン大統領、ドイツのショルツ首相、さらにはインドのモディ首相との首脳会談が予定されています。G7広島サミットの開催まで2か月余りとなりました。ウクライナ情勢等で国際秩序の根幹が揺らぐ今、G7議長国としてわが国が先頭に立ち、国際社会の結束を主導していくことを期待しています。
政調を中心に議論を進めている物価高対策について、早ければ明日にも党としての提言を取りまとめる予定です。予備費の活用も含め、しっかりした内容の対応をまとめ、スピード感を持って実行していきたいと思います。
明日15日には、政労使での意見交換の場を持つ方向で調整が進んでいます。政労使が力を合わせ、賃上げの動きを、地域、そして中小企業へと広げていきたい。
昨日からマスクの着用ルールが緩和されました。早速、予算委員会でも総理はじめ閣僚や委員がマスクを外して審議に臨んでいました。5月8日からの新型コロナの5類への移行に向け、党としても、政府の取組みを後押ししていきたいと思います。
先週開幕したWBC、日本代表「侍ジャパン」は1次ラウンドを見事全勝で突破しました。この勢いで16日の準々決勝イタリア戦にも勝利し、14年ぶりの優勝を目指してもらいたいと思います。
我々も「侍ジャパン」の如く、来週からスタートする統一地方選、さらには衆参の補選で必勝を期したいと思います。
髙木国対委員長からは、今週の本会議および委員会日程等について、昨日と同様の発言がありました。
野上参議院国対委員長からは、今週の委員会および本会議日程等について、昨日と同様の発言がありました。
関口参議院会長からは、亡くなった扇千景元参院議長のご冥福をお祈りする。予算審議と各委員会の準備状況について、昨日と同様の発言がありました。v
世耕参議院幹事長からは、予算審議や物価高対策、衆参補欠選挙とガーシー議員の懲罰について、昨日と同様の発言がありました。
森山選対委員長からは、10増10減の衆議院の区割り改定に伴う、新たな選挙区支部長の調整について、昨日と同様の発言がありました。また、参議院大分選挙区の補欠選挙公認候補の選定について、大分県連とも連携し、できるだけ早く決定したいと考えている、と新たな発言がありました。
萩生田政調会長からは、今朝の北朝鮮についてのミサイル発射については、取り急ぎ国防部会・安全保障調査会の幹部会で政府側からの報告を受けた。わが国の安全保障に影響はないとの事だが、今後も引き続き注視して参りたい、と新たな発言がありました。その上で、昨日の「政調全体会議」について、今週の政審の予定について、と昨日と同様の発言がありました。
遠藤総務会長からは、総務会は、今週は案件がないため、取り止めとし、次回は、来週以降、状況を見て判断する、と昨日と同様の発言がありました。
石田広報本部長からは、直近の世論調査結果について説明がありました。
役員連絡会の概要は以上です。
質疑応答
- 朝日新聞です。先ほど、萩生田政調会長からのお話のご紹介にもあった北朝鮮の弾道ミサイルなのですが、政府側からの報告があったということですが、飛行距離や落下地点について政府側からさらに情報は入っておりますか。
- 今日の会議では詳細の話はありませんでしたので、後ほど政府からの発表というものを聞いていただければと思います。
- 日経新聞です。アメリカで相次いでいる銀行の経営破綻について伺います。シリコンバレー銀行が10日に経営破綻しました。リーマン後で最大規模の経営破綻となり、党として現時点で日本経済への影響をどのようにお考えでしょうか。
- 3月10日にシリコンバレー銀行が、さらに12日にはシグネチャー・バンクが経営破綻したと、米国銀行の破綻が続いていることは承知しております。米国政府及び金融当局が預金者保護に対する迅速な対応を行ったこともありますので、現在、日本の金融市場に大きな混乱は生じておらず、また、日本の金融機関については総じて充実した流動性と資本基盤を維持しているものと考えております。今回のシリコンバレー銀行、並びにシグネチャー・バンクの破綻が、即座に現下の日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は高くないと考えておりますが、今後の国内外の経済金融市場の動向や日本の金融機関に与える影響などについて、引き続き注視して参りたいと思っています。
