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役員連絡会後 梶山幹事長代行記者会見

2023年2月7日(火)10:01~10:10
於:党本部平河クラブ会見場

梶山幹事長代行

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要について報告いたします。なお、昨日の役員会と同じ発言については、詳細は省略させていただきます。
茂木幹事長からは、党大会まで、あと3週間となった。党大会で発表する党運動方針案について、本日の総務会にお諮りする予定。これまで福田実行委員長、小渕起草委員長の下で調整を進めてもらい、党の姿勢や決意がストレートに伝わる運動方針案になったと思う。
今回の党大会は、90回の節目であり、4月の統一地方選への総決起大会の意味合いも持つ重要な党大会だ。未来志向の政策の推進、そして統一地方選の勝利に向け、全国の党員・党友の結束を図る「躍動感」あふれる大会となるよう、今後、さらに準備を加速していく。
党改革実行本部の下に新たに「多様な人材の育成と登用PT」を立ち上げる。明日、初会合を開き、女性・若者活躍や党の活性化に向けた議論を進めていく。
この「多様な人材の育成」に限らず、今後、多様性という考え方は、より重要になってきている。党として、多様性を尊重し、包摂的な社会づくりの実現や理解増進に向け、政府とも連携しながら、しっかりと取組みを進めていく。この点、政府においても、国民に誤解が生じることのないよう丁寧な説明に努めてもらいたいと思う。
髙木国対委員長からは、本会議の日程と予算委員会の予定について、先週の与野党国対委員長会談で「衆議院選挙制度協議会(仮称)」を設置し、実務者で協議を開始することで一致したと、昨日と同様の発言がありました。
野上参議院国対委員長からは、本会議日程と、委員会・調査会等の審議日程や委員派遣について、昨日と同様の発言がありました。
関口参議院会長からは、次回の本会議で行われる予定の永年在職議員表彰で、関口会長が祝辞を述べることなどについて、昨日と同様の発言がありました。
世耕参議院幹事長からは、参議院改革協議会・選挙制度に関する専門委員会について、ガーシー議員の懲罰について、昨日と同様の発言がありました。
森山選対委員長からは、北九州市長選挙と愛知県知事選の結果などについて、昨日と同様の発言がありました。
萩生田政調会長からは、今後の政審の予定について、昨日と同様の発言がありました。
遠藤総務会長からは、本日の総務会について、昨日と同様の発言がありました。
石田広報本部長からは、直近の世論調査結果について説明がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。LGBTの理解増進法案についてお伺いします。茂木幹事長が昨日、国会提出に向けて準備を進めたいと意向を発言されました。法案自体は議員立法になろうかと思われますが、法整備等に関して政府と党内で何かやりとりがあれば教えていただけますか。
Answer
茂木幹事長が昨日、発言されたことが全てであると思っております。LGBT理解増進法案については政調の性的マイノリティに関する特命委員会が中心となって法案を検討してきたということ。そして議員立法の法案であり、わが党においても引き続き提出に向けた準備を進めていきたいと考えているということ。詳細な打ち合わせ等については、これからだと思います。
Question
NHKです。いわゆる年収の壁についてお聞きします。一定の年収を超えると配偶者の扶養を外れるという年収の壁を巡って、与野党双方から制度を改めるようにといった意見が出ていまして、国会でも論点の一つとなっています。制度を改善する必要性について代行はどのようにお考えですか。
Answer
皆さんからご指摘のある様々な課題について、全て俎上に載せた上で議論をしていくことが基本姿勢だと思っています。今、130万の壁がありましたけれど、103万、130万、150万、どうするか、N分N乗を、昨日、幹事長が言及したこともあります。それらも含めて日本の所得構造の中で、また子育て世代の所得構造の中で、どういったものが将来に繋がるものなのか、また夢を持てるもの、将来への希望をもてるものなのかということも考えながら、全て俎上に載せて考えていくことだと思っております。
Question
時事通信です。LGBT理解増進法案についてお伺いします。代行は先程、詳細についてはこれから調整だということでしたが、改めて法案の意義、また今国会提出を目指す場合のスケジュール感についてお考えをお聞かせください。
Answer
スケジュール感については、今まさに申し上げたように、これからの協議次第だと思っておりますし、議員立法となるとまさに国会日程との兼ね合いということにもなっていくと思っております。昨日の記者会見でも申し上げたのですけれども、やはり理解があってこそ、こういった形の社会が出来る、包摂的な社会が出来るとものだと思っておりますので、しっかりと理解を増進するような形、そして例えば行政であるとか、そういったところに国の行政、地方の行政に関わってくることも含めて、その根拠はどうなるのかと、憲法の改正にも及んでくるような話だと思いますけれども、とりあえずそこまで待たずに何が出来るのかということも含めてしっかりとした議論をしてまいりたいと思います。