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第92回党大会を開催 参院選 必勝へ一丸の決意
「政治は国民のもの」立党精神への思い新たに

参院選勝利への決意を誓った立党70年記念党大会

第92回党大会が3月9日、東京都内で行われました。大会は「立党70年記念大会」と位置付けられて開催され、全国の大会代議員や表彰者らが出席し、7月の参院選勝利に向けて一丸となって戦い抜く決意を共有しました。
「政治は国民のもの」――立党70年を記念する党大会は、70年前の立党宣言が会場に響き渡り、色あせないわが党の原点を全ての参加者が再認識して幕を開けました。
大会は中曽根康隆党青年局長、本田顕子党女性局長が司会を務め、来賓として斉藤鉄夫公明党代表、十倉雅和日本経団連会長、芳野友子連合会長があいさつしました。連合会長が党大会に出席し、あいさつするのは平成17年以来、20年ぶりで、物価高に負けない賃上げを目指すわが党に対する期待が示されました。
その後、議長団として矢吹貢一党福島県支部連合会幹事長、若井敦子党岐阜県連女性局長、須田旭党大阪府連青年局長を選出。3氏が議事進行を務めました。

党大会の議長を務めた(左から)矢吹貢一党福島県支部連合会幹事長、若井敦子党岐阜県連女性局長、須田旭党大阪府連青年局長

議事では森山裕幹事長による党務報告に続いて、党に「最高顧問」を置く党則改正案が了承され、令和7年党運動方針も小渕優子同案起草委員長による報告が了承されました。
優秀党員、党組織、友好団体・協力者表彰に続いて、石破茂総裁による演説が行われました。石破総裁は野党時代を振り返り「わが党は勇気を持って真実を語り、あらゆる組織の声に耳を傾け、協議し決断する政党でありたい。わが自民党は政府を謙虚に機能させ、国会を公正に運営する。そういう政党でありたい。その誓いの下に、再び政権を託していただいた。もう一度あの時の謙虚さを取り戻したい」と変わらぬ思いを述べました。
その上で、「国民に最も近い政党でありたい。もう一度その原点に立ち返りたい」と、立党70年の節目に、立党の精神である「政治は国民のもの」との思いを新たに、7月の参院選を勝ち抜く決意を示し、参加者の結束、団結、行動を呼び掛けました。

参院選候補者がそろい士気高まる

党大会会場には歴代総裁の写真が展示された

立党70年記念党大会では、党本部総裁応接室にある歴代総裁の写真が展示され、国民政党として刻んできたわが党の歴史を改めて参加者に強く印象付けました。
70年の大半を政権与党として歩んできた原動力は各級選挙に勝ち抜き、国民との絆を確かにしてきたことにほかなりません。昨年の衆院総選挙に敗れたわが党にとって、7月の参院選は天王山。参院での過半数を維持するためには自民・公明両党で改選議席のうち50議席以上を獲得することが必要で、参院選の必勝が本年の最重要課題となります。
大会では7月の参院選に公認されている選挙区・比例代表候補者が集結。テノール歌手の工藤和真氏による独唱で決戦のムードが高まる中、ダンスパフォーマンスに乗って候補者が続々と登壇。石破総裁との力強い握手で結束を誓うと、会場は士気旺盛な雰囲気に包まれました。
候補者が全員登壇すると、神奈川選挙区・脇雅昭氏と、愛媛選挙区・上野由佳氏が候補者を代表して決意を表明しました。党歌斉唱に続いて、石破総裁をはじめ党役員も壇上にそろい、必勝コールが参加者全員で行われ、新しい歴史を作り出していく決意にあふれた党大会はフィナーレを迎えました。

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