役員連絡会後茂木幹事長記者会見

2022年10月25日

2022年10月25日（火） 10:03～10:11
於:党本部平河クラブ会見場

【冒頭発言】

役員連絡会の概要を報告いたします。
私（茂木幹事長）からは、昨日、山際経済再生担当大臣が辞任の意向が示され、それが受理されたところであります。今日にも後任の大臣が決定する予定であります。この国会、極めてタイトなスケジュールの中で、経済対策を実行するための補正予算を成立をはじめ、物価高対策、日本経済の再生にしっかりとつなげていかなければなりません。国対はじめ、関係者には大変ご苦労いただくことになるが、よろしくお願いしたいと私から申し上げました。
あとは昨日報告しました那覇市長選、それからガバナンスコードの改訂について昨日同様に発言しました。
髙木国対委員長からは、昨日の山際大臣の辞任を受けて、本会議や委員会の日程に影響が出ており、10時に与野党6党の国対委員長会談を行って、正常化に向けて協議していく。
本日13時にセットしてある本会議は、安倍元総理の追悼演説や「感染症法」の趣旨説明質疑といった大事な議事日程であり、これらをすべて消化できるようにしたい。交渉の過程で日程に変更が生じた場合は、すみやかに連絡させていただくというお話がありました。
それと、昨日報告のあった「悪質献金等被害救済のための与野党協議会」、国葬儀の検証について昨日と同様の発言がありました。
野上参議院国対委員長からは、本日は内閣委員会を除く各委員会で店開き・大臣所信的挨拶を行うが、27日以降の所信的挨拶に対する質疑等の日程は今、調整中であるということでした。
関口参議院会長からは、昨日と特に変わったことはありませんでした。
世耕参議院幹事長からは、山際大臣が辞任したことの影響を極力抑えるよう、国対を中心に丁寧に取り組んでいくとのお話がございました。
森山選対委員長からは、那覇市長選の結果、新潟市長選の結果について昨日同様の発言がありました。
萩生田政調会長からは、本日の政調審議会について、また政府の「対策（案）」に関する党内議論について、昨日同様の報告がありました。
今回の経済対策について、補正予算で絞り込む、こういう議論も出ているが、総合的な経済対策として様々なビジネス分野をしっかりと盛り込む、そういった意味で、大規模なものにしっかりとしていかなければいけない。こういう発言があったところであります。
遠藤総務会長からは、今日の総務会について昨日同様の発言がありました。
石田広報本部長から、世論調査について説明がありました。今回出ているのは毎日新聞の世論調査ですが、他の世論調査とこれまで比べてみても、毎日新聞の世論調査の結果は他の世論調査とかなり乖離がある。こういう分析がありました。
上川党改革実行本部座長からは、昨日同様、ガバナンスコードの改訂案について説明がありました。
役員連絡会の概要の報告は以上です。

質疑応答

: NHKです。山際大臣の辞任について率直な受け止めをお伺いしたいのと、予算委員会終了直後の辞任というタイミングになりましたけれども、与党内からもちょっと遅すぎるのではないかという声が出ています。幹事長はどのようにお考えですか。

: 辞任のタイミングについては様々なタイミングがあるかと思いますが、これからまさに経済対策をまとめると、そしてまた補正予算をこの国会でしっかりと成立をさせて物価対策、そして日本の経済の再生を図っていかなければいけない、こういったときにそういった日程であったりとか予算に支障をきたしてはいけないと、こういう本人からの申し出があったということで、その点は致し方ないのかなと、こんなふうに今、考えているところであります。山際大臣、経済再生、経済財政運営、全世代型社会保障、新型コロナ対策、極めて重要な分野を担当しておりまして、おそらく今日に後任大臣が決まると思いますが、こういった分野について経験があり、また説明能力、これが高い新しい大臣が就任されることを期待したいと思います。