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記者会見総裁選

二階幹事長ぶら下がり(臨時役員会終了後)

2021年9月3日(金)12:15~12:23
於:党本部4階エレベーターホール

二階幹事長

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冒頭発言

本日の役員会で、菅総裁から、コロナ対策に専念したいとのことで、総裁選不出馬のご発言がありました。党役員に関しましては、役員人事を撤回されましたので、任期までの間、引き続き役員として職責を果たすということにあいなるわけであります。

質疑応答

Question
NHKです。今日、菅総裁が不出馬を明らかにしたということなのですが、まずこの点について受け止めをお願いします。
Answer
正直びっくりしておりますが、総裁のご発言でございますから、考えに考えた末ご決断されたことであろうと思いますから、色々我々がその後に押し問答するのは適切ではないと考え、総裁のお考えを皆で受け入れて、今後の党運営に対処していきたいと、こう思っております。
Question
NHKです。この不出馬のお話は事前に聞かれていたのでしょうか。
Answer
今朝聞きました。
Question
毎日新聞です。今朝、総理の不出馬のご意向を聞かれたということですが、役員会の前に総理が幹事長室に入られたときに聞かれたということでよろしいでしょうか。
Answer
(林幹事長代理):そうです。
Question
毎日新聞です。総裁選ですけれども、既に総裁選管で17日、29日という日程を決めていたかと思うのですが、今後総裁選はその日程通りに行う予定でしょうか。
Answer
(林幹事長代理):そうです。
Question
共同通信です。総理から立候補しないということを聞かれて、幹事長から何か総理にはお声をかけたのですか。
Answer
それは当然のことでありますが、格別のことを申し上げたわけではありません。
Question
共同通信です。ご紹介いただける範囲でどういったことを仰ったのでしょうか。
Answer
在任中のご活躍、ご活動に対して我々は敬意を表するとともに、これからも党の発展のために高い立場からご指導をいただくようにお願いをしたいということを申し上げたわけであります。
Question
読売新聞です。幹事長は昨日も菅総理と面会されていましたけれども、その時はそういった素振りというものはなかったのでしょうか。
Answer
ご本人に聞いてみてください。
Question
北海道新聞です。総理は一年でお辞めになることになったわけですけれども、菅総理のこの一年間の実績、政権運営の評価をどのように考えていらっしゃいますか。
Answer
この一年間、ずいぶんご活躍をなさったというふうに思っております。そして、執行部と党との間にも何のごたごたもありませんし、一丸となって総理総裁を支えてきたということであります。長い経験の方がみんなおられるが、このくらいそういう意味で執行部と党との間でも静かに職責に向かって一生懸命取り組んだというのは、私は歴史的にも素晴らしいことではなかったかというふうに今思い返しております。
Question
毎日新聞です。先ほど、総理と役員会の前にお会いになったときに、総理からどなたか後継指名というようなことはありましたか。
Answer
ありません。
Question
毎日新聞です。今後、どなたが総裁選に立候補されるかということもあると思いますが、どなたかを支援したいというお考えは今ありますでしょうか。
Answer
そんなことを私が申し上げることは僭越であります。
Question
時事通信です。総裁選後、首班指名の臨時国会も必要になってくると思うんですけれども、政治日程についてどういうお考えでしょうか。
Answer
それはちゃんと規則に基づいて流れるように取り組んでいくということには違いありませんから、何ら問題ありません。
Question
北海道新聞です。幹事長がお支えになった総理が一年でお辞めになることに忸怩たる思いであったり、悔しい思いだったりはあるのでしょうか。
Answer
誠に残念な思いはありますが、精一杯おやりになって、そして熟慮の上、高い立場からご決断されたことであります。我々はそれをしっかり受け止めて、党の円満な今後の発展につなげていくということが、我々に残された仕事だろうと思っております。
Question
東京新聞です。今回総理が総裁選出馬を辞められるということですけど、最近ですと内閣支持率がすごく低下して、選挙を見据えて党内の若手等からもかなり不満がありました。そういった不満とか支持率の低下も今回のお辞めになることと関係があるとお考えでしょうか。
Answer
全く関係ないです。党内の若手でそういう事を言っている者があったら、自分の選挙をしっかりやりなさいと、こういうことです。総理の支持率がどうだとか、そんなことだけでそれぞれの選挙が決まるわけじゃありません。私も少なからず選挙の経験を持っておりますが、一生懸命戦うことに専念して、ときの総理が誰であったかと、そんなことを考えずにやるわけです。そして、選挙民の皆さんは「お前と総理の関係はどうなんだ」とか、そんなこと聞く人なんておりませんよ。それはマスコミの皆さんが、ご専門の立場から色々と分析して、研究検討されること。それは大事な事です。それも職責でしょうから。しかし、そんなことだけで選挙が決まるわけじゃないでしょう。