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記者会見参議院選挙選挙

役員会後 二階幹事長記者会見

二階幹事長

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【冒頭発言】(金田幹事長代理)

今日の役員会の概要を報告いたします。
まず安倍総裁からは、本日は全国幹事長会議を終えたが、これから参議院選挙に向けて気を引き締め全力で向かって行きたい。今週の党首討論では、内政外交の重要課題についてそれぞれの政党のトップ同士、中身のある議論をしたい。終盤国会は野党も様々な動きがあるようだが、与党は国民の負託に応えるという一点で整然と対応していきたいとの発言がありました。
続いて森山国対委員長からは、「参議院歳費法」については、ただいま開会中の議運委員会で野党4会派が各10分の質疑を行い、採決する。次回の本会議は明日13時から、故相沢英之君に対する弔詞贈呈報告と「参議院歳費法」を処理する。なお、19日15時から今国会初の党首討論を開催するという発言がございました。
橋本参議院会長からは、20代30代は比較的与党の支持が高いが、どのように投票に行っていただくか対策を練りたいとの発言がありました。
本日出席された吉田参議院幹事長からは、本日は長野県連の幹事長に会い、長野選挙区の候補者をどうしても当選させたいという気持ちで叱咤激励をした。安倍政権の初志貫徹のため、今後もしっかりと支えて行きたい旨の発言がありました。
甘利選対委員長からは、参院選の候補者がこれまでに45選挙区で49名、比例区は公認内定含め33名、合計して82名を公認した。党本部としても各候補者の取り組みをバックアップして行くが、何よりも候補者が火の玉になり、周りにその熱を伝えて行くことが欠かせないとの発言がございました。
田村政調会長代理からは、今週中に政策パンフを全国に配布したい。木曜に政審で骨太方針を審議したい、このような話がありました。
加藤総務会長からは、21日の総務会では、「120万党員獲得運動の継続」等を議題とするとの発言がありました。これにつきましては二階幹事長から、しっかりした検証をする、そうした運動が必要であるという中で検証を行っていく必要があるのではないかとのご発言があり、具体的な検討を行っていくことが確認された次第であります。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

全国幹事長会議は、参議院選挙の必勝に向け、弾みの付く大変意義のある会議となったと思っております。安倍総裁を先頭に一票でも多く積み重ねて、党一丸となって、全国で徹底した戦いを隅々まで展開して行く。この決意であります。なお、参院選の投票率は前回54.7%、前々回が52.61%だ。特に20代30代の投票率が低い。若い世代に関心を持っていただくため、関心を持っていただくためというのはたいへん上品な発言ですが、若い世代こそ、この重要な節目の時を迎えておる時に、投票率が先輩の年代の皆さんに比べて低いということは恥ずかしいと思って反省をしないといけない。これを自民党は堂々と若い人たちに言って行かなければいけない。おだてるばかりが仕事ではありませんよ。投票に行かなくて、どうして良い政治が出来るんですか。それを若い諸君には、党としてこれから重要な課題として訴えて行きたい。ご高齢の皆様が足元の関係とか色々なことで投票に参加しにくいと言われることがあればそれはお互いに理解出来ないわけではないではないですが、しかし高齢の皆様がそれをも押して投票に、高い投票率を維持してくれているわけでしょう。若い諸君の投票が少ないということはね、これはやはり意識に対してしっかりした呼び掛けが無い、出来て無かったことを自民党は大いに反省すべきだと思います。

以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。今日の全国幹事長会議で、秋田県連からイージスアショアに関する防衛省の対応について批判の声が上がったようですが、改めてこの問題に党としてはどのように対応されますか。
Answer
(金田幹事長代理) 私の方から申し上げさせていただきます。今朝、岩屋防衛大臣が秋田にお見えになりまして、そして知事とお会いになりました。そして先般の指摘されている点につきましての謝罪と言いますか、お詫びを言っておられたわけであります。それをもって、態勢の立て直しも考えて行く、そしてその後しっかりとした調査結果の説明をまたして行きたい旨の発言が行われたように私は受け止めておりますが、その部屋には入っておりませんので、皆様ご承知のとおりのご報告が、今日の記者会見で行われていると思います。
Question
朝日新聞です。今日の幹事長会議の中では、そのやり取りはどう説明されていましたか。
Answer
(金田幹事長代理) 幹事長会議の中では、秋田県連の方からはただいま申し上げた点は問題であるということが秋田県連の幹事長から指摘されました。その結果、岸田政調会長がご担当のお立場から、その点についてはしっかりと自分もそういう思いを、一昨日秋田を訪ねておられる岸田政調会長でございますので、そういう立場でしっかりとフォローして行きたいというふうに仰っていただいたということでございます。
Question
時事通信です。本日の全国幹事長会議、イージスアショアの問題や老後に2000万円が必要との金融庁の報告書の問題等について色々と指摘がありますが、参議院選挙に向けた一致結束を確認するという点では、今回の会議の結果をどう見ておられますか。
Answer
全国の代表の皆さんから、一致結束して次なる戦いにチャレンジして行こうという固い決意の結集がなされたと、このように思っております。大変意味のある会議であったと思っております。
Question
テレビ東京です。金融庁が出した老後に2000万円が必要とする報告書に関して、野党の中にはこの問題を参議院選挙の争点としたい考えがあるようです。この問題は争点となり得るとお考えでしょうか。
Answer
それはね、何か与党の発言のミスとかエラーとか、何かあったらそれを争点に一つ食いついて行こうということですけども、こんなことは説明すりゃ分かることですから。このことを参議院の争点にしていくというお考え方が、多少われわれの対抗する党としては寂しいんじゃないかというふうに思いますよ。
Question
時事通信です。会期末の対応について、総理からも整然と対応したいというお話がありました。野党側では内閣不信任案では無く、参議院選挙があるので参議院側に首相問責を提出する動きがあるようです。こうした野党側の不信任案ではなく首相問責という対応についての受け止めをお願いします。
Answer
何が来ても国民の皆さんが納得出来るようなしっかりした対応を党は取って行くつもりであります。
Question
NHKです。問責を出す理由として、参議院選挙に挑むから参議院に問責を出すということを立憲民主党の枝野代表は言っておられます。そうした不信任ではなく問責とする考え方についてはどう思われますか。
Answer
どちらであっても同じような意味ですから、われわれは堂々と受けて立って、民主主義のルールに従って採決をしてお答えを出して行く。こういうことで臨みます。
Question
TBSです。2000万円の問題、幹事長は説明すれば分かると仰っておりました。金融庁のワーキンググループが作成した報告書に誤解を招く表現があったとは思いますが、それを受け取るべきだったかどうかというのは議論になっております。どのようにお考えでしょうか。
Answer
それは当事者の判断に任せるべきだと思っております。幹事長が細かいところまで指示する必要は無い。
Question
毎日新聞です。世論調査の結果について、今週末に行われた毎日新聞の世論調査では、内閣支持率が3%下がる一方不支持が上がるという結果になりました。この受け止めについて、どのようにお考えでしょうか。
Answer
支持率なんていうものは上がったり下がったりするものですから。特別の考えは持っておりませんが、いかなることにも党は対処するつもりです。解散ということを迫って来られれば、それだってやはり日々そういうことに対して毎日研鑽をして行かなければいけない。こういうことです。
Question
読売新聞です。公明党の山口代表が街頭演説で、衆議院の解散は多分無いと発言する等、自民党の幹部を含めて同日戦は無いであろうと見通しを示す方が相次いでおります。現時点で、解散や同日選についてどうお考えでしょうか。
Answer
そういうことに一言も過去に触れたことはありませんが、そうした人たちが街頭で何言ったかということを毎日調べて歩いているわけじゃありません。全然気にしておりません。もし意見があったらわれわれのところにちゃんと申し上げて来るべきであってね、街頭で言ったからというわけにはいかない。
二階幹事長