
提言を石破茂総理(中央)に申し入れる党金融調査会役員
党金融調査会(会長・片山さつき参院議員)は6月3日、金融機関や資本市場の信頼を確保し、詐欺等の犯罪への対応も進める提言を石破茂総理に提出しました。
保険業界の不正について提言ではさらなる信頼回復と健全な発展を求め、貸金庫業務での不正への対応や、有価証券の不公正取引等に対する抑止力の強化にも言及しました。
犯罪への対応では特殊詐欺やSNS型投資、ロマンス詐欺による被害額が急増していることから、「詐欺被害の未然防止・拡大防止を実施するべき」と危機感を示しました。
その他にも、金融分野におけるイノベーションの推進や、資産運用立国の実現に向け、全世代に向けた少額非課税投資(NISA)の利便性向上を提唱。つみたて投資枠における投資可能年齢の下限撤廃等を盛り込みました。地方創生に貢献する地域金融力の強化について具体策を示しました。
また、企業会計に関する小委員会でもサステナビリティ情報の開示・保証等を提言しました。

【概要】金融調査会提言2025
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【本文】金融調査会提言2025
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