
英国のスターマー首相と(右)経済安全保障分野での連携深化を確認した高市早苗総理(左)
高市早苗総理は6月14日、訪問中の英国ロンドンでスターマー首相と日英首脳会談を行いました。同首相との会談は、1月31日に東京で行った首脳会談以来です。
スターマー首相は、高市総理に英国訪問を歓迎する意向を伝え、高市総理は、英国がわが国にとって「強化されたグローバルな戦略的パートナー」であり、いわば「準同盟国」とも言える関係を築いていることを強調しました。
今回発出した「経済安全保障協力に関する日英首脳共同宣言」について、両首脳はサプライチェーンの多角化・強靱化を含む、経済安全保障分野での連携深化で一致。また、ともに発出した「日英フロンティア・テクノロジー・パートナーシップ」について、先端技術分野での取り組みを進めることを確認し、イノベーション、科学技術研究、人工知能(AI)・半導体、サイバーセキュリティ分野での協力強化や、次世代情報通信である「Beyond 5G/6G」の日英共同研究公募の開始を歓迎しました。
安全保障面では、次期戦闘機の共同開発加速化で一致し、防衛能力産業協議会を活用しながら、両国間での安保協力と防衛産業協力の一層強化に期待を示しました。
エネルギー面では、両首脳は国際情勢を踏まえ、エネルギー安全保障の重要性を共有し、洋上風力や原子力、サイバーセキュリティ、半導体等の幅広い分野で関係機関や企業間で協力覚書が結ばれたことに歓迎する意向を示しました。
両首脳は、中国や北朝鮮、ウクライナ、イラン情勢について意見交換し、引き続き連携していくことを確認しました。
首脳会談後、両首脳は日英両国の企業関係者を集めたビジネス・ラウンドテーブルに出席しました。
高市総理は日英首脳会談の前に、第一次世界大戦中に命を落とした身元不明の英国兵士を埋葬したロンドンのウェストミンスター寺院にある無名戦士の墓を訪問し、献花しました。