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「FOIP」で東南アジアを強く、豊かに
高市総理 マレーシア・ラオス首相と会談

マレーシアのアンワル首相(左)とエネルギー協力促進を確認する高市早苗総理(右)

ラオスのソーンサイ首相(左)と両国間の関係拡大を確認する高市早苗総理(右)

高市早苗総理は6月10日、マレーシアのアンワル首相とラオスのソーンサイ首相と首脳会談を行いました。進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を下に、両国と共に地域を強く、豊かにし、2国間関係の強化をさらに図っていくことを両首脳会談で確認しました。

【マレーシア】エネルギー協力推進へ

マレーシアのアンワル首相との会談で高市総理は、「包括的・戦略的パートナーシップ」の下、幅広い分野で両国関係が進展していることに言及しました。両首脳は来年に外交関係樹立70周年を迎えることを見据え、昭和56年にマレーシアのマハティール首相(当時)が自国の経済社会発展や産業基盤の確立のためにわが国や韓国の発展を学ぶことを提唱した「東方政策」を通じて育まれてきた両国の絆を深化させる決意を確認しました。
わが国にとって安定的な液化天然ガス(LNG)供給国であるマレーシアとの協力を促進するため、高市総理が先日発表した「パワー・アジア(アジア・エネルギー・資源供給力強靱化パートナーシップ)」の下、LNGや肥料原料を含むエネルギー・資源の安全保障を実現していくことで一致しました。また、アンワル首相は、日本最大の発電会社であるJERAとマレーシアの国営石油会社であるペトロナス間で年間最大200万トン20年間のLNG購入に関する新規契約の成立に触れ、マレーシアの最大限のコミットを表明しました。
海上保安分野では、海上自衛隊とマレーシア海軍による共同訓練や、政府安全保障能力強化支援(OSA)を通じた能力強化支援の継続を確認。また、両首脳は、人工知能(AI)能力の向上に資する協力を推進するべく「日・マレーシアAIプラットフォーム」の立ち上げと金融協力として2国間の通貨スワップ拡充と決済での現地通貨の利用を強化するとしました。 両首脳は北朝鮮やミャンマー、中東情勢についても意見交換しました。
同首相の訪日に伴い、海上安全保障に関する協力覚書等、両国の協力関係促進のために5つの文書が署名されました。

【ラオス】「自律性」「強靱性」強化を

ラオスのソーンサイ首相との会談では、高市総理は、「包括的・戦略的パートナーシップ」の下、FOIPを実現していくと語り、同首相は両国間の活発な往来や交流を高く評価し、引き続き一層の関係拡大に取り組む意向を確認しました。
また、ラオスの「自律性」と「強靱性」強化に向けて、人材育成や安全保障分野を含むあらゆる協力を進めていく姿勢を高市総理は示しました。同首相も高市総理の「パワーアジア」へ支持を表明し、ラオスの社会経済開発へのわが国の継続的な支援に感謝を伝えました。両首脳は、地域のエネルギー・資源安全保障や、サプライチェーン強靱化のための協力を進めていくことで一致しました。

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