
香川県連青年局長 植條 敬介 香川県議会議員
品名 「翡翠で作った念珠」

私の祖父は旧ビルマ(現在のミャンマー)で戦死しました。父と祖母が亡くなった後、私は、2人の遺骨を祖父が眠る土地に埋葬するため、ミャンマーのバガン遺跡近くにあるポッパ山付近を訪ねました。これは、その際、ヤンゴンの寺院で購入した翡翠(ひすい)を念珠(ねんじゅ)にしていただいたもので、祖父を思いながら常に手にしており、私の心の拠り所となっています。
日本は昨年、戦後80年を迎えました。戦争体験者が少なくなり、戦争の記憶が薄れゆく中、世界では、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナの武力衝突(しょうとつ)など世界各地で紛争が起き、緊迫した世界情勢にあります。戦時下に暮らす人々を思う時、平和への願いは強くなるばかりです。
私の原点は、戦後の困難な生活の中で、地域の多くの方々に家族が支えられたことへの感謝にあります。私が肌身離さずつけている翡翠には、古代より、「幸運」「愛」「調和」の力が宿ると信じられています。人間関係と平和を祈りつつ、今後も、「支え合う気持ち」を大切にし、見守って下さる先祖への感謝を忘れず、安心・安全な社会を築くため誠心誠意、まい進してまいります。