
見坂 茂範 新聞出版局次長
夢のある建設産業へ
私は小さい建設会社で働く土木職人だった父の背中を見て土木の道を志し、学生時代に当時世界一の吊り橋であった明石海峡大橋の建設現場の見学に行ったことで、建設省を就職先に選んだ。建設省(現在の国土交通省)では、高規格道路等の計画、紀淡海峡や第二関門といった、いわゆる海峡横断プロジェクトの調査、最後の全国総合開発計画である「国土のグランドデザイン」等、夢のある計画策定に携わった▼今、建設産業は、仕事量の確保、生産性向上、担い手不足等さまざまな課題に直面しているが、昨今の頻発する災害に備えた防災・減災対策や、ライフラインの維持管理、街の基盤づくり等、まだまだ建設産業が果たすべき役割は大きい。このため、若い世代が夢を持てるようなビジョンを示し、目指すべき国土づくりの羅針盤を明示して、建設産業界により多くの若者に入ってきてもらえるような政策を実現していきたい。