
持続可能な社会福祉・介護保険制度の構築が重要との認識を示す加藤勝信委員長
党社会保障制度調査会の介護委員会(委員長・加藤勝信衆院議員)は12月10日、「2040年に向けた地域共生社会の深化のための制度改革に関する提言案」について議論し、取り扱いを加藤委員長に一任することを決めました。
提言案は「85歳以上人口や高齢者単身世帯の増加、現役世代の減少が見込まれる2040年に向けて、社会福祉制度および介護保険制度の改革を進めることが求められる」と指摘し、そのために必要な方策等をまとめました。
過疎地域における相談支援の配置基準を柔軟化するといった地域の実情に応じた包括的な支援体制の整備を求めたほか、身寄りのない高齢者等に対して入院入所等の手続き支援等を行う新たな事業を「第二種社会福祉事業」に位置付けることを明記し...