
既存の枠を超えた早急な支援の要望を取りまとめることを確認した党水産部会・水産総合調査会合同会議
党水産部会(部会長・船橋利実参院議員)と水産総合調査会(会長・浜田靖一衆院議員)は12月3日、合同会議を開き、瀬戸内海沿岸で養殖カキが大量死している問題について、関係各県の漁業協同組合連合会から状況の説明を受け、議論しました。
会議には広島・兵庫・岡山各県の漁連代表者らが出席。カキの大量死の原因として高水温・高塩分が長期間続いたことによるカキの生理障害から、産卵障害等の二次被害に拡大した等とする見解が示されました。
大量死問題により、カキの出荷が例年より遅れていることや消費者の買い控えが継続しており、生産者の資金繰りが悪化している窮状も報告されました。
出席議員からは「災害級の被害」との認識が強調され、既存制度の枠を超えた支援パッケージの早期策定や、無利子融資等の資金繰り対策、来年に向けた種カキ確保支援、ワンストップ窓口の設置等を求める意見が相次ぎ、