
総裁選議員投票の進行を確認した総裁選挙管理委員会
総裁選挙管理委員会(委員長・逢沢一郎衆院議員)が9月26日に開かれ、10月4日に行われる総裁選挙で決選投票になった場合、両候補による演説の機会を設けることを決めました。
これは昨年の総裁選で特例として実施したもので、この日の委員会では各委員から「国を背負うリーダーを目指す決心や覚悟を広く訴え、その姿勢を語る機会は重要だ」といった発言が相次ぎ、出席した全ての委員が実施することに賛同しました。逢沢委員長も記者団に対して「党再生のためにも、これは実行に値する」との考えを示しました。
また、逢沢委員長は候補者陣営がSNS上にコメントを促す要請を行っていたことについて記者団の質問に対して「選管として公式に他陣営から指摘を受けてはいない。SNSで応援し、盛り上げていくことは重要なことで、応援のコメントを寄せることもあって然るべき」と答えました。
投稿やコメントを促すことは、SNS上での拡散強化の一環であり、先の参院選総括においても「党員を巻き込んだ拡散体制の構築。日常的な投稿を促進し、公式との連携で一体的な発信ネットワークを広げていく」とSNS発信強化が記述されています。
その上で逢沢委員長は「投稿の内容については陣営間の感情的な対立をあおるようなことにならないようにしてもらいたい」と述べました。