お知らせ「自由民主」先出し総裁選2025

日本列島を、強く豊かに。
高市早苗候補 所見発表演説要旨

9月22日に行われた所見発表演説会で、高市早苗候補はわが国が抱えている課題はどれも粘り強く取り組まなければならないものばかりだと強調した上で「日本をもう一度高い位置に押し上げる」と力強く決意表明しました。
以下、高市候補の所見発表演説の要旨を掲載します。

公平で公正な日本を実現する

日本人の気持ちを踏みにじって喜ぶ人が外国から来るようなら、何かをしないといけない。日本をかけがえのない国にしてきた古来の伝統を守るために体を張る。
世界中からたくさんの観光客が訪れて下さることはうれしいことだ。日本の産業には人手が足りてないところがいっぱいあるので、外国から働き手を補ってもらわなければならないところもある。しかしこうしたことはゆっくり進めなければならない。急に物事を進めたり、焦ってやっていては日本の社会をとげとげしくするだけだ。
外国人を雇うほうが得になるといった制度もあることや、警察で逮捕しても通訳の手配が間に合わず、勾留期限が来て不起訴にせざるを得ないと聞く。これはおかしい。私は外国人と穏やかで思いやりがある付き合い方はどうすればできるのか、ゼロベースで考えるつもりだ。毎年、文化等が違う人たちを(国内に)入れる政策はいったん見直さなければいけない。
経済的な動機でやって来て、難民を主張する人にはきちんと帰っていただく。不法滞在の人たちにも厳格に法律を守ってもらう。そのために必要な入国警備官等の方々の待遇を改善し、人員も増やさなければならない。
日本をいま一度、洗濯する。長い間にたまったシミや汚れをすっきりさせる。公平で公正な日本を実現し、若い方に「ああよかった」と思ってもらうようにする。そのため私は決意を強く、まっすぐに立って推進していく。
日本が抱えている課題はどれもこれも長期の粘り強い、諦めないで続ける必死の努力が必要だ。長期の取り組みができないと言いっぱなしで終わってしまう。現在だけでなく未来の国家、国民のため、一緒に汗をかこうという人を集め、よく働くチームをつくる。わが党は男女を問わず、皆の憧れになる人材がたくさんいる。組閣の時のひな壇や党執行部の集合写真は、今まで一番元気で明るいものにしたい。
今を生きる日本の政治家として、次の2つ以上に大切なことはないと固く信じている。
1つは世界に類例のない、長い継続をもってこられた皇統を男系で引き継がれるよう皇室典範を変える仕事だ。
もう1つは、文字面をそのまま追っていくと自衛隊が憲法違反みたいに見えてしまうと言われてきた憲法の欠陥を改め、自衛隊の存在をきちんと書き込むことだ。総裁となった暁には持てる情熱を注ぎ込んで議論を動かしていく覚悟だ。
今年は戦後80年。日本の行く末を心配しながら亡くなったお一人お一人の祈りや願いを感じながら、日本をもう一度高い位置へ押し上げる。そして強い経済、強い国土、安全な社会を次世代に送ると決意している。

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