お知らせ「自由民主」先出し予算

「強い経済」へ重要施策の当初予算を増額
令和8年度予算を了承

令和8年度予算を了承した12月25日の臨時総務会

わが党は12月25日、臨時総務会を開き、政府が来年の通常国会に提出する令和8年度予算について了承しました。
来年度当初予算の総額は過去最大となる約122兆3千億円規模となります。本格的な成長型経済に移行する中で、物価上昇、賃金上昇に対応し、「強い経済」を実現するために、重要施策については当初予算を増額しました。
社会保障関係費は高齢化による増加分に加えて、5200億円を加算。診療報酬は医療重視者のベースアップ3.2%(看護補助者・事務職員は5.7%)を実現できる賃上げ対応を行います。介護報酬・障害福祉サービス等改定は、令和9年度の改定を待たずに期中改定を実施。介護従事者の月1万円の賃上げを実現する措置を実施します。
子育て・教育関係ではいわゆる高校無償化を実現。学校給食費の抜本的な負担軽減(いわゆる給食無償化)については、給食を実施する公立小学校を対象に、児童1人当たり月5200円を支援します。
防衛力強化に向けては8.8兆円を計上。厳しさを増す安全保障環境の中で、防衛力の抜本的強化を図ると共に、自衛隊の人的基盤を強化するため手当の拡充といった自衛官の処遇改善を進めます。
科学技術関係費では国立大学運営費交付金が昨年より188億円増加し、科学技術研究費(科研費)も101億円増加します。
地方交付税交付金等は過去最多だった令和7年度よりも2兆円多い、20兆8800億円程度を計上します。
新規国債発行額は30兆円未満に抑え、公債依存度は24.2%に低下。27年ぶりに30%以下だった前年よりもさらに依存度が下がっています。税収は昨年を上回る83兆7千億円程度を見積もり、経済を活性化させることで税収が増え、新たな投資へとつなげていく、「責任ある積極財政」の姿を体現しています。

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