
日本酒とその副産物である「酒粕スコーン」

脇 雅昭参院議員
今回ご紹介したいのは、私も開発に関わらせていただいた、神奈川県の秦野にある老舗・金井酒造さんの酒粕(かす)を使った「酒粕スコーン」です。神奈川県には13の酒蔵があり、ぜひ味わっていただきたいのですが、その日本酒作りで生まれる副産物が「酒粕」です。この酒粕は全国的にもさまざまな活用が模索されていますが、まだまだ活用しきれず、泣く泣く廃棄せざるを得ない状況もあるとのこと。こうした課題に着目したのが、神奈川県で人気のインスタグラマーNachiさんでした。私が県内を回る中で出会った金井酒造さんとNachiさんをおつなぎし、もともと交流のあった横浜のスコーン専門店iroさんと協力。そこからこの「酒粕スコーン」が誕生しました。酒粕の香りとスコーンの素朴な甘みが調和した、優しい味わいが魅力で、シンプルにとてもおいしいスコーンです。
おいしいからこそ多くの人に愛される。その結果としてフードロス削減につながるこの取り組みは、地域の酒蔵、インスタグラマー、飲食店が力を合わせて形になった神奈川発のプロジェクト。人と人をつなぐことで広がる可能性を改めて感じました。
その他にも、おいしいものが一堂に集まるのが、横浜駅近くにある神奈川県のアンテナショップ「かながわ屋」。ぜひ足を運んで、神奈川の豊かな食文化を感じていただければうれしいです!
脇議員とNachiさんによる紹介投稿はこちら。