お知らせ総裁選2025

じみたんのざっくり解説「総裁選」

Question
フルスペックってなあに?
Answer
党員・党友も直接参加して総裁を選ぶ仕組みです

自民党の総裁が任期中に欠けた場合(1)総裁公選規程による選出(2)党大会に代わる両院議員総会による選出――の2パターンあります。(1)が「フルスペック」と称される形式で、国会議員票と党員算定票の合計で争われます。
党員算定票の基になるのが全国約100万党員による党員投票です。党友と言われる仲間も加わって、みんなでリーダーを選びます。

(2)は「特に緊急を要する場合」に行われ、国会議員と都道府県支部連合会の代表3人による投票で選ばれます。

Question
今回はなぜ「フルスペック?」
Answer
党員と双方向でつながり、一緒に新しいリーダーを選ぶためです

自民党は参院選の総括で「党員と双方向でつながり、党員を巻き込んだ党活動を展開する」と掲げました。その最も基本的なことが新しいリーダーを選ぶことです。厳しい状況にあるからこそ、党員と双方向でつながり、新しい自民党の姿を示すために、総裁公選規程による総裁選を実施することにしました。
党大会に代わる両院議員総会は国会議員(295人)と都道府県連の代表3人(141人)の合計で争われますが、総裁公選規程による総裁選は国会議員票と党員算定票は同じ295票(9月10日現在)で、より党員の意思が反映される形式です。

Question
なぜすぐに総裁選ができないの?
Answer
100万党員の意思を確認するには準備が必要です

総裁公選規程による総裁選は、100万人以上の党員の意思を全国で同じ条件で確認するため、きちんとした準備をしなければなりません。有権者となる選挙人の名簿を確定させて、その人たちが投票するための往復はがきを送ったり、候補者の考えを載せた新聞を送ったりすることがルールに定められています。
新しい総裁をできるだけ早く選ぶ必要がありますが、党のルールに基づいて正しく選ぶことも大切なことです。
今回はルールで定められた12日間の選挙運動期間を確保します。準備に要する日数を考慮して9月22日に告示し、12日間の運動期間を経て10月4日に議員投票が行われます。
もちろん、その間も政府与党は機能し続けます。政府の仕事は与党としてきっちりと果たしていきます。