漫画の「予言」で海外からの観光客に影響が 流言に惑わされず、日頃から災害への備えを
科学的根拠があるわけではないが、今年7月に日本に大災害が起こるという漫画による「予言」がもとで、海外からの観光客にも影響が及んでおり、全国紙でも記事で取り上げるようになった。
毎日新聞5月20日付朝刊「『2025年7月大災害』の怪 漫画に『予言』、香港から訪日客減少」では、7月に日本で大災害が起きるという漫画の予言が香港で広がったことで、需要が急減し、香港の航空会社「グレーターベイエアラインズ」が4月、5月12日から10月25日までの間、仙台便を週4便から3便に、徳島便を週3便から2便に減らすと発表したことを報じた。
同社の担当者は取材に「顧客などへの聞き取り調査の結果、情報を信じる度合いがかなり高いことが分かった。香港では風水を信じる人が多く、文化の違いもあるだろう。赤字便が増えることは避けたく、やむを得ず減便とした」と答えたという。
日本政府観光局によると、香港からの訪日客数(推計値)は昨年のべ268万人と過去最多を記録したが、今年に入ってからは目に見えて減っており...
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