高知県(奈半利(なはり)町・田野町・安田町・北川村・馬路村)
平成29年度日本遺産認定
「ゆずロード」に生まれ変わった「りんてつ」の軌道跡。ゆず畑がすぐそばに広がる
高知県東部の中芸(ちゅうげい)地域にはかつて西日本最大といわれた森林鉄道が走り、山の奥深くから切り出した木材を海辺まで運んでいました。しかし、昭和40年前後に歴史ある林業が衰退。新たな地場産業を育てなければならなりませんでした。そこで注力したのがゆず栽培です。今では国内トップのゆず生産地として知られています。林業に隆盛をもたらした森林鉄道の軌道は、ゆず畑の爽やかな風景に溶け込む「ゆずロード」に生まれ変わりました。《写真提供・監修協力：中芸のゆずと森林鉄道日本遺産協議会》
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