
万博と大分県
大阪・関西万博が開催されている。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、未来を想像させる最先端技術や各国の文化が展示されている。子供から大人まで、さまざまなアトラクションを楽しんでいる様子が連日報道されている▼この機会に大分県も世界にPRしようと、万博会場で世界的に人気のある漫画「進撃の巨人」のブースを、4月30日から5月2日のクールジャパンショーケース、9月3日から9月5日の九州7県合同催事、の延べ6日間展示し、作者・諫山創(いさやま はじめ)氏の故郷である大分県日田市への「聖地巡り」を促す。さらに県内には、日出町(ひじまち)にサンリオのテーマパーク「ハーモニーランド」があることから、万博期間中限定で、大分空港の愛称を「大分ハローキティ空港」にして、ターミナル内にはキャラクターをデザインした装飾を施している▼インバウンドが関西だけでなく大分県にも足を運んでもらえるよう、熱心に売り込んでいるところだ。大分県には別府、湯布院だけでなく、県内各地に魅力あふれる地域がある。温泉、食、自然、歴史、文化、多くの皆様に「おんせん県おおいた」の魅力を知っていただけるよう努めている。