お知らせ「自由民主」先出し子供地方創生

自由民主1面コラム「幸響」
星 北斗 広報本部新聞出版局次長

星 北斗 広報本部新聞出版局次長

10歳の私が夢見たこと

時々ずる休みをしていた私には、2つの楽しみがあった。教育テレビや料理番組を見ること、バルサ材を削って模型飛行機を作ったり、はんだごてで電気工作をしたりすることだ▼学校帰りに模型屋さんやアマチュア無線店に寄り道しては、お店の人や出入りする年上のお客さんと過ごす時間も楽しかった。自分のような子供たちが安心して立ち寄れる場所が必要だと考えるようになった原体験とも言える▼この春、地元にこの時の思いを具現化する施設を造った。まちなかで世代を超えて交流し、ものづくりや料理などを楽しめるよう、工夫を凝らした。また、キャンプや音楽を多くの仲間たちと楽しみ、学校や家庭を越えた輪が広がる、そんなことが私の目指すまちづくりの基盤となると信じている▼地方創生という言葉の中には、それぞれの立場で、今の子供たちの夢を自分が子供の頃にしてみたかったことと重ねて、実現するための手伝いをすることも含まれるのではないか、と考えている。

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