お知らせ「自由民主」先出しスポーツ外交

自由民主1面コラム「幸響」
深澤 陽一 広報本部新聞出版局次長

共通言語としてのスポーツ

1年2カ月、外務大臣政務官の任を頂いた。外交という大変重要で貴重な仕事に自分らしさをと考え、スポーツによる外交を提案し上川陽子外務大臣(当時)に後押しを頂いた。さまざまな国の要人とお会いするたびにスポーツの話題を活用した。やはりフットボールは最も多く共有された話題であったが、ここではそれ以外に触れたい▼マルタに行った時、『ポロ』について聞かれた。通訳も含め、われわれは馬上の競技を想像したが、実はウォーターポロ、『水球』であった。マルタでは国際大会も開催され国民の関心も高いとの事。移動中に海水浴場に併設された水球場を目にし、国民に根付いた競技だと認識した▼また、カザフスタン訪問では、『ノマドゲームズ』を体験した。日本語では『遊牧民競技大会』。スポーツ競技に加え、知的競技や文化プログラムがあり、伝統の保存と観光を目的に中央アジアの各国の持ち回りで行われている。日本からの参加も求められ、今後、貢献できたらと思う。スポーツは共通言語の認識でこれからも活動していく。

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