総裁選終了後、石破茂新総裁は党本部で就任後初めてとなる記者会見に臨みました。会見で石破総裁は「自民党を巡る問題で身を引く決断をした岸田文雄前総裁の気持ちに報いるよう全身全霊を尽くす」と述べ、政治改革をはじめ、外交・安全保障政策や経済対策、「防災省」創設に向けた取り組み等、今後の抱負を語りました。冒頭発言と質疑応答における主な発言は次の通り。
就任後初めてとなる記者会見に臨んだ石破茂新総裁。
政治改革をはじめ、外交・安全保障政策や経済対策等、幅広い分野に関する取り組みの抱負を語った
【冒頭発言】日本国守ることを確立する
わが党が野にあった3年3カ月を決して忘れてはならない。真実を自由闊達に語る政党であり、あらゆることに公平公正な政党であり、そして常に謙虚な政党である。そのような党を同志と共に作ってまいりたい。
今回の総裁選で、ルールを守る自民党、日本を守る自民党、国民を守る自民党、地方を守る自民党というスローガンを掲げた。ルールをきちんと守る政党でなければならない。そして守っているかどうかを国民に検証される仕組みを作っていかなければならない。
記者会見終了後、総裁の椅子で記念撮影する石破総裁