お知らせ「自由民主」先出し総裁選2024

有事の今こそ、河野太郎
河野太郎候補 所見発表演説要旨

河野太郎候補

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総裁選に立候補した9人の候補者による所見発表演説会が9月12日に党本部8階ホールで行われました。
河野太郎候補は、国家観や規制改革等について演説し、出席した党所属国会議員に対して支持を呼び掛けました。
河野候補による演説の要旨は以下の通り。

国民の信頼を勝ち得る総裁選

今回の総裁選は、世界の形をどうするという議論をやらなければならない。もはや一国平和主義ではなく、共通の価値観を持つ国々と新たな世界の平和と安定を守る枠組みを作ると同時に、この価値観を守るために日本はどういう責任や応分の役割を果たすのかを主張し実行しなければならない。わが国が応分の責任を果たすため、憲法9条に自衛隊を明記することは第一歩で、その先の議論もかなり早くしなければならない。
日本は自由主義経済、市場主義経済の国で、経済を発展させてきたのは、民間企業の努力の賜物だ。そのため、政府が財政を支出したら経済がどうにかなるのか。政府が補助金をつけたら産業が発展するのか。われわれは考え方を元に戻さなければならない。政府が次の産業を、果たして目利き可能か。企業が努力して産業ができる。今やらなければならないことは、民間の活力を解き放つために、傷だらけになっても規制改革をやり遂げることだ。これまで傷だらけになっても改革をやり遂げてきた私の実績を是非見て頂きたい。
有事は外交安全保障だけではない。国民の生活の中にある、物価高や老後の不安、孤独・孤立の問題、子供の貧困、男女格差、あるいは災害といった、生活の中の有事にも向き合い解決をしていかなければならない。今回の総裁選では、新たな給付を行う等の発言も耳にする。しかし、給付には負担が、補助金には財源が必要だ。これから金利が徐々に上がっていく中で、わが国の財政を、財政収支をいかに見通しているのか。その議論がなければ、利払いで首が回らなくなり、給付金を出すどころか、必要な社会保障に費用を回すことができなくなる。そんな事態になってはいけない。経済も発展させなければならないが、財政も健全化していく必要がある。危機の時には財政を出動させ、国民の生活を守る。しかし、平時には、そのための財政余力を積み上げる努力が必要だ。耳あたりの良いだけの議論で終わらせてはならない。難しい問題も国民に説明を行う。多くの良識のある国民は、この議論を待っている。この議論を行うことで、やはりこの国を任せられるのは自民党しかないという国民からの信頼を勝ち得るのが、今回の総裁選だ。

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河野 太郎|候補者情報|総裁選挙2024

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