
来年度予算について、日本経済を新たなステージへ移行させる意義を述べた渡海紀三朗政務調査会長
令和7年度予算編成に向けた概算要求の基本的な方針について政調全体会議が7月23日に開催され、財務省からの説明内容について同会議は渡海紀三朗政務調査会長に一任する形で了承しました。
会議の冒頭、あいさつした渡海政調会長はわが国の経済状況について、33年ぶりの高水準となる賃上げを実現したことや国内企業の設備投資額が史上最高となったこと等を挙げ「デフレから完全に脱却し、成長型の新しい経済ステージに移行する千載一遇のチャンスを迎えている」と強調。来年度予算を通じて物価上昇を上回る賃上げを定着させることや、グリーンやデジタル、科学技術・イノベーション、安全保障等の各分野で官民連携による投資を拡大する重要性を述べました。