
茂木敏充幹事長は5月29日、中国共産党の党外交の窓口となる中央対外連絡部(中連部)の劉建超部長と都内で会談しました。現職中連部長の訪日は約5年半ぶりとなります。
茂木幹事長は、昨年11月に岸田文雄総理と習近平国家主席との間で再確認した「戦略的互恵関係」の包括的な推進と「建設的かつ安定的な関係」の構築という大きな方向性について、5月26日ソウルでの日中首脳会談でも一致できたことは極めて重要であり、この大きな方向性に実体を伴わせるためにも確かな進展を図っていく必要性を強調しました。
劉部長は、自民党との関係を重要視しており、これからも交流・協力を深めていきたいと述べました。
さらに茂木幹事長は、ブイを含む東シナ海情勢等、日中間に横たわるさまざまな懸案については、外務大臣の経験を踏まえ、ハイレベルの対話や意思疎通を含む幅広く重層的な対話により、具体的な前進を示すことが重要であると主張しました...