岸田文雄総理は1月4日、年頭の記者会見を行いました。当初、伊勢神宮(三重県伊勢市)の参拝後に現地で会見を行う予定でしたが、令和6年能登半島地震に対応するため官邸で開催。「今回の災害は令和に入って最大級のものだ。私自身先頭に立って、被災地、そして被災者に寄り添っていくという強い覚悟を感じている」と述べ、安否不明者の救出や被災地の復旧等に政府一丸で取り組むとの決意を表明しました。
その上で「日本の将来にとって今年は極めて重要な1年。今後の10年を決める分かれ道の年を迎えたと言って過言ではない。こうした中でまず求められることは、国民の信頼を回復し、政治を安定させることだ」と強調。党総裁として党内に政治資金の在り方を検討する「政治刷新本部(仮称)」設置すると述べました。