連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第47回
デジタルで「知恵比べ」に勝つ 有害鳥獣対策で活用事例広がる

農作物を食い荒らすシカやイノシシ等の有害鳥獣をデジタル技術の活用で駆除する取り組みが各地で広がっています。有害鳥獣との「知恵比べ」にデジタルの力を借りて勝ち抜く。その鍵は地理情報システム（GIS）を用いた可視化と、センサーを活用した人手不足の解消です。

GISで情報を共有

農林水産省が公表している令和4年度鳥獣被害防止対策高度化事業では、6府県の取り組みが紹介されています。いずれも活用しているのはGIS。有害鳥獣の生息・被害状況を調べ、どこに出没するのか正確な情報を関係者が共有し、捕獲の計画や、対策が不十分な地域を特定することがポイントです。
GISにこれまでの被害状況や目撃情報、わなの設置状況等を集約し、調査結果を可視化することで、どの地域に対策をすることが効果的か一目で把握し、被害対策を計画することができます。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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