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お知らせ「自由民主」先出し外交

自由民主1面コラム「幸響」
平口 洋 広報本部報道局長

自由民主1面コラム「幸響」平口 洋 広報本部報道局長

ガンジーの胸像

去る5月20日、G7広島サミット関連でお役をいただいた。インドのモディ首相の接待である。4月にインド政府から広島市長に対し、ガンジーの胸像を寄付したいという申し出があった▼ガンジーは、私の生まれた年(1948年)に亡くなっているが、「インド独立の父」とも「インド国家の父」とも呼ばれ「非暴力」の価値観の実践に生涯を捧げた。この信念は、今なお世界中の人々に勇気と希望を与えている。モディ首相のG7広島サミット出席の記念として友好と親善の証として、贈呈されたものだ▼私は、平和公園近くの緑地帯で行われた除幕式に広島市の松井一實市長らと共に出席をした。モディ首相が在日のインド人の所を丁寧に回ると、どこからともなくインド国歌が聞こえてきた。独立運動で靴を脱いでいたガンジーにあやかり、モディ首相は式の最中靴を脱いでいた。ガンジーは、市民社会の平和の象徴だ。胸像の設置が、国境を越えて人々が仲良くするきっかけになればいいと思う。こうした草の根の国際交流がインドと日本の友好の基礎となることを願う。

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