「加賀百万石」の息吹を現代に伝える九谷焼と金箔の一品
九谷焼ワイングラス=石川県から
金箔ボールペン=金沢市から
G7富山・金沢教育大臣会合では、富山県・市に続いて、石川県・金沢市からもそれぞれ記念品が贈呈されました。
石川県からは九谷焼ワイングラス。ボウル部分はガラスで、ステム（脚）部分が九谷焼で作られています。九谷焼は、日本を代表する色絵陶磁器で、その最大の魅力は多彩な絵柄です。2つのグラスのステム部分には龍と鳳凰がそれぞれ描かれています。
金沢市からは金箔（きんぱく）が施されたボールペン。国内で生産される金箔は、そのほとんどが金沢市で作られています。金沢市は年間を通じて多湿な気候で、静電気を起こしやすく乾燥を嫌う金箔の製造には最適な環境とされています。加えて「加賀百万石」と呼ばれる華やかな加賀文化も金箔の製造を盛んにしました。
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