
自民党本部のホールで行われた特別集会の様子
酪農業の継続的伝承こそ地域社会を生かす道!
日本酪農政治連盟(酪政連)は酪農業界の政治力の育成・強化を目的に、昭和30年に酪農専門の政治団体として発足して以来、酪農生産者の社会的地位の向上を図るとともに、予算確保、税制改正、酪農政策等について、政府、国会に要請を行うことを主たる活動として、日本の酪農業の発展に貢献しています。
飼料高騰が業界を直撃 飼料の安定供給を図る
昭和30年にスタートした日本酪農政治連盟には、酪農家が少ない近畿圏の大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀の2府4県を除く、全国7千戸の酪農家が会員として登録しています。現在、委員長は北海道酪農協会会長を務める佐藤哲(たどる)氏が務め、秋田、埼玉、岐阜、長崎の4県から副委員長が出て、佐藤委員長を支えています。
酪政連の主たる事業内容は、(1)酪農政策に関する政治運動および酪農関係予算の獲得(2)飲用向け、加工向け生産者乳価、牛肉安定価格の改定、引き上げ活動(3)牛乳、乳製品の消費拡大運動(4)酪農近代化および振興基本対策樹立に対する提言推進活動(5)酪農政治力の強化(6)酪政連組織の強化、整備(7)その他酪農振興、酪農民の経済的社会的地位向上の諸対策推進──です。