党経済安全保障推進本部(本部長・甘利明衆院議員)は5月9日、「偽情報(ディスインフォメーション)」をテーマに、東大先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏からヒアリングを行いました。
小泉氏はロシア軍事が専門で、ウクライナ侵略におけるロシアの情報戦の在り方について、「ロシアの軍事思想における情報戦の概念は旧ソ連時代から受け継がれている」と指摘。情報戦が「非軍事的な対立が起こった時点から継続的に行われている」と述べました。
また、わが国における偽情報への対策として小泉氏は、世界の有識者や情報関係者との連携や、英語発信の重要性、ファクト・チェックの強化が必要と強調しました。