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お知らせ「自由民主」先出しデジタル新しい資本主義

連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第9回
AIとARで建設現場をサポート
若者・女性の活躍にも貢献

建設業は就業者数のうち約3割を55歳以上が占める一方、29歳以下は約1割にとどまり、他産業に比べ高齢化が進行しています。また、実際の建設現場で働く技術者・技能者のうち、女性の割合は5%にも達していません。そんな中、多様な担い手の確保・育成に向け、人工知能(AI)や現実に近い形で空間を映し出す拡張現実(AR)技術を活用して現場の技術者らを助けるマネジメントツールが注目を集めています。

現場の映像を管理者と共有

現在の建設業界では60代以上の経験豊富な技術者・技能者が持つ知見を、いかに若い世代へ継承していくかが、重要な課題とされています。これらを得るには、10年単位の月日がかかると言われており、相当な覚悟と勇気が必要です。また、長く男性が多数を占めてきた建設現場において、女性の活躍を図っていくことも課題です。
そんな中、社員数9名の内7名が女性という建設会社「ゼムケンサービス」(北九州市)が、産学連携によるオープンイノベーションで開発・実証を進めているシステムが「ナレッジ-コ・クリエーション&ワークシェアリングシステム」です。タブレットを使って現場の映像や画像を共有し、チャット等でコミュニケーションができるツールで、知識型AIやAR技術等が搭載されています。

連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第9回 AIとARで建設現場をサポート 若者・女性の活躍にも貢献

実際に現場で活用されている様子(提供:北九州市)

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