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≪新年号企画≫有識者が語る令和5年の日本
村田晃嗣・同志社大学教授

≪新年号企画≫有識者が語る令和5年の日本 村田晃嗣・同志社大学教授

広島サミットで日本外交の存在感示せ

2022年は内外ともに、まさに激動の一年であった。
2月にロシアがウクライナに侵攻し、10月の中国共産党大会で習近平総書記が三選されて権力の集中がさらに進み、11月の米中間選挙では民主党が予想外に善戦したが、下院を共和党に奪われ、「分割政府」が再現した。そして、日本では7月に安倍晋三元総理が非業の死を遂げられた。
2023年はどのような年になるのか。おそらく、それは重要な過渡期となろう。なぜなら、24年1月に台湾総統選、3月にロシアの大統領選、11月には米国の大統領選が控えているからである。
2023年中にウクライナでの戦争は終息してるだうか。それによって、ロシアはもとより米国の大統領選も影響を受けるかもしれない。また、和平の形態や仲介者によって、その後の国際政治に大きな影響を与えよう。ウクライナは領土をこまで回復できるのか。資源エネルギーや食糧の高騰は収まるのか。ロシアに対する経済制裁はいつ、どのように解除されるのか。ウクライナ難民問題はどう終息するのか。。。

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