お知らせ「自由民主」先出し農林水産デジタル新しい資本主義

≪新年号企画≫新しい資本主義の「扉」 スマート農業

デジタルが開く農業の未来
「スマート農業」が各地で実装

岸田文雄総理が掲げる「新しい資本主義」。デジタルや人工知能(AI)を活用したさまざまな技術が、新しい時代の「扉」を開こうとしています。機関紙「自由民主」では、こうした新技術を紹介する新連載「新しい資本主義の『扉』」をスタートします。第1回は食料生産現場のさまざまな課題を解決する「スマート農業」を特集します。また、連載開始に当たって、石田真敏広報本部長に「新しい資本主義」について聞きました。

≪新年号企画≫新しい資本主義の「扉」 スマート農業

すでに実用化されている無人田植機(画像提供:農研機構)

「匠の技」もデジタルで「見える化」

担い手の高齢化が進行し、労働力不足が深刻な農業の課題を解決するのが「スマート農業」。生産現場の課題をロボット・AI・IoT等の先端技術で解決する取り組みが次々と進められています。
自動運転田植機や直線キープ機能が付いた田植機、自動運転のアシスト機能が付いたコンバインも市販化されています。ほ場間での移動を含む遠隔監視による無人自動走行が可能なトラクターも開発が進められています。
水田農業で重要な水管理も、気象データ等をサーバーに集約し、遠隔・自動管理で行えるシステムも実用化が進み、水管理労力を8割削減することに成功しています。
熟練者の「匠の技」もデジタルで「見える化」。山梨県山梨市では、シャインマスカットを栽培する熟練者が房づくりや収穫時期の作業の際にスマートグラスを装着して作業内容を撮影し、データ化。AI解析やローカル5Gを活用して、新規就農者が装着するスマートグラスに作業のポイントを投影する実証実験が行われています。
これまで手作業で行ってきた収穫作業もロボットを活用。イチゴの色づきをAIが判断し、最適のタイミングでイチゴに触れることなく茎をヘタの真上でカットして、トレーに等級ごとに収穫できるロボットが実用化されています。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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