
デジタル化に伴い、社会全体で「働き方」が大きく変化しています。成長分野の新しい職業に就くために、必要なスキルを労働者が習得する「リスキリング」の重要性が高まっています。岸田文雄総理は「人への投資を5年間で1兆円に拡大する」と掲げており、令和4年度第2次補正予算では、リスキリングに向けた施策が大幅に充実します。
諸外国に比べて低い「人への投資」
デジタル社会においては、全ての国民が、役割に応じた相応のデジタル知識・能力を習得する必要があります。若年層は、小・中・高等学校の情報教育を通じて一定レベルの知識を習得しますが、現役世代の「リスキリング」が重要になっています。