ニュースのカテゴリを選択する

お知らせ「自由民主」先出し参議院選挙

覚悟を新たに一致結束 安倍元総理の思いを受け継ぐ
岸田総裁会見冒頭発言(要旨)

覚悟を新たに一致結束 安倍元総理の思いを受け継ぐ 岸田総裁会見冒頭発言(要旨)

岸田文雄総裁は参院選で争点となった物価高対策について「政府が責任を持って万全の対応をする」との考えを改めて強調した。

参院選から一夜明けた7月11日、岸田文雄総裁は党本部で記者会見に臨んだ。今回の選挙結果について岸田総裁は「日本を守り、未来を切り拓くために全力で仕事を進めよとの、国民の皆さんから叱咤(しった)激励を頂いた」と強調。現在のわが国は「戦後最大級の難局」にあり、有事の政権運営が求められるとの認識を示した。

参院選の総括

大変厳しい選挙戦だった。目標を大きく超え、与党で改選前議席数を上回るという結果が得られた。頂いた議席の数が示すのは自公政権、岸田内閣への信任だけではない。遊説中に卑劣な暴力により亡くなった安倍晋三元総理のこの国への思いや、自分たちが感じている危機感を正面から受け止め「日本を守り、未来を切り拓く」ために「全力で仕事を進めよ」との、国民の皆さんから「叱咤激励」を頂いたと、覚悟を新たにしている。
安倍元総理の思いを受け継ぎ、特に情熱を傾けてこられた拉致問題や憲法改正等、ご自身の手で果たせなかった難題に取り組んでいく。安倍元総理が残したさまざまな功績の上にさらなる取り組みを進め、日本を次の世代に引き継いでいかなければならない。わが党は覚悟を新たに一致結束し、日本の繁栄と安心を確保していくという使命にまい進する。私自身が、その先頭に立つ。
新型コロナを乗り越え、コロナ前に戻すだけでなく、新しい時代にふさわしい経済社会をつくり上げる。ロシアによるウクライナ侵略で終わりを告げた、ポスト冷戦時代の次の時代にふさわしい新しい国際秩序をつくっていく。目の前で進みつつある物価高も政府が責任を持って万全の対応をする。
今の日本は、そうした大きな課題が幾重にも重なり合い、それらに正面から取り組んでいかなければならない「戦後最大級の難局」にある。こうした難局を乗り越えていくためには、平時ではない、いわば「有事の政権運営」が求められる。「聞く力」を発揮して、与野党を問わず幅広い視点や、現場のさまざまな意見を踏まえ、大胆で機動的な政策を立案する。
政権運営の基盤は国民の皆さんの「信頼と共感」だ。「聞く力」と「決断と実行」を政権運営の両輪として、与党内で幅広く「一致結束」の体制を固め、国民の皆さんの「叱咤激励」を背に、全力で難局の突破に取り組む決意だ。

覚悟を新たに一致結束 安倍元総理の思いを受け継ぐ 岸田総裁会見冒頭発言(要旨)

会見冒頭、岸田総裁は安倍晋三元総理の遺志を受け継ぐとして、安倍元総理が力を注いだ拉致問題や憲法改正等の難題に取り組むと力強く述べた

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
ご購読のお申し込みはこちら。